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CAR COLUMN

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モータージャーナリストの鳴海邦彦が徒然に綴るカーコラム。
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#クルマ

カーコラム「オペル カデット GT-E Rally Versionを自由自在に乗りこなすヴァルター・…

 1973年8月、歴代4代目となるオペル・カデットがデビューした。  新型カデットは、GMのグロ…

カーコラム「2001年Tokyo Motor Showを震撼させたGT-R復活宣言」

 2001年、第35回東京モーターショーPRESS DAY初日。  日産自動車ブースは異様な熱気に包ま…

カーコラム「神は細部に宿る。ポルシェに見るクラフトマンシップの真髄」

利益追求のため、効率優先を推し進める日本の自動車メーカーが忘却の彼方に葬り去った言葉 " …

カーコラム「ブレーキパッドの " 焼き入れ "」

 " 焼入れ " と言っても「ヤキを入れる」わけではない。ブレーキパッドの話である。  焼入…

カーコラム「つまらないクルマばかりの今だからこそ復活を切に願う"私見 ISUZUスポー…

 時の流れというものは本当に恐ろしいものだとつくづく感じる。ISUZUがかつて乗用車を製造し…

カーコラム「今どきタイヤローテーションは必要か?」

 クルマの取り扱い説明書には「5000kmくらいを走行した時点で、タイヤのローテションをするよ…

カーコラム「車検の点検項目で、どこまでクルマのトラブルを未然にチェックできるか?」

 「自動車の使用者は、自動車検査証の有効期間満了後も当該自動車を使用しようとするときには、当該自動車を提示して運輸大臣の行う継続検査を受けなければならない・・・」と、いきなり堅苦しい文句で恐縮だが、これは一般に"車検"と呼ばれている手続きに関する法律の条文である。  車検が法律によって決められているということであれば、「車検に合格したクルマは、国からお墨付きを頂戴した安全車」と思いがちだ。だが、これは大きな勘違い。  車検では、「道路運送車両の保安基準」(以下、「保安基準

カーコラム「摩耗したブレーキパッドやブレーキシューはブレーキの効きに影響するか?…

 ブレーキ機構には、「ブレーキパッド」や「ブレーキライニング」という摩擦材が使われている…

カーコラム「スタイリッシュなボディに熱い心臓を載せた三菱初のスペシャリティクーペ…

 三菱ギャランGTOは1969年(昭和44年)10月に開催されたの東京モーターショーに参考出品され…

カーコラム「クルマは遊び倒してこそ意味がある!」

 何度でも言うが、スーパーカーであろうが、高級スポーツカーであろがクルマは乗りこなしてな…

カーコラム「中古車購入時には注意しておきたいリコール処置の有無」

 クルマの安全を確保するために必要な手段の一つとして「リコール」制度がある。  このリコ…

カーコラム「Ferrari 458 Italia vs Ferrari 430」

 かつて「クルマと女は新しい方がいいだ!」と豪語していた全日本ジムカーナ選手権Dクラス3年…

カーコラム「現代のオーパーツとも言える時代を超越した歴史的名車 TOYOTA 2000GT」

 歴史上その時代では考えられない高度な技術で作られた物や、明らかに異なる時代の生物が存在…

カーコラム「元祖ホットハッチ "スバル レオーネスイングバック1600SRX "」

 ゼニス・ストロンバーグ製のキャブレーターを2連装し最高出力100PS、最大トルク12.5kg-m搾り出水平対向4気筒 OHV 1600ccエンジンエンジンを搭載するスバル レオーネスイングバックSRXは、免許を取得した80年代初頭、欲しい車の一台だった。  スバル レオーネスイングバックSRXに搭載されたこのエンジンは、フォーミュラーカーの登竜門とも言えるカテゴリーである " FJ1600 " で使用されるものと同一のパワーユニットである。  オーバースクエアなエンジン