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CAR COLUMN

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モータージャーナリストの鳴海邦彦が徒然に綴るカーコラム。
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記事一覧

カーコラム「Lancia Rally 037 Spec 1983」

1983年、前年の移行期間を経てWRC(世界ラリー選手権)の車両規定はそれまでのGr.4からGr.Bへ…

カーコラム「その熱き走りは今も健在。韋駄天 ジル・パニッツィ]

2017年9月23・24日にフランス、LINAS(リナ)の"Autodrome de Linas-Montlhéry"において #3

カーコラム「メルセデス・ベンツのミュータントはMade by PORSCHE アウトバーンのプレ…

 W124型メルセデス・ベンツ500E。  本来は3リッタークラスのエンジンを搭載するエンジンル…

カーコラム「世界最速の4ドアセダンと称賛されたの異色のエボ" 三菱 ランサー・エボリ…

 世界中の強豪自動車メーカーがしのぎを削る熾烈な戦場・WRCで磨かれ、絶えまぬ進化を続けて…

カーコラム 「真に価値あるクルマとは」

 クルマの価値は絶対的なパワーやクイックな運動性だけではない。  乗っていて幸せになれる…

[無料公開] ドライビングテクニックベーシック 「駆動方式別ドラテクワンポイントアド…

 重量物であるエンジンをドライバーシート後方に搭載するミドシップカーは、運動性能において…

カーコラム「クルマ放浪記 愛しの三菱E38A型ギャランVR-4 RSフルダートラ仕様」

 写真の整理してたら、恐らく1989~91年頃とおぼしきSpeed Mind副編時代の写真が出てきた。  当時の愛車は三菱E38A型ギャランVR-4 RSフルダートラ車。スピマイのパーツテストで酷使されたタフなクルマ。もちろんマル改車検取得済み。  この当時のサスセッティングは、スプリングがキャロッセ、フロント4kg、リヤ2.8kg(だったかな?)、ショックアブソーバーはGABのダートラ、ブッシュはラリーアートの強化ゴム製。  LSDはリヤが純正4ピニ(イニシャルは15

ラリードライバーの頭に良心回路は存在しない!

少しでも手負いの獲物がいれば容赦なく牙を剥き襲いかかる。 基本的に"前"しか見ていないのは…

Michelin and Le Mans 2023

100周年を迎えたル・マン24時間レースで、ミシュランのイノベーションが中心的な役割を果たし…

カーコラム「追想 数々のスピード記録を塗り替えたVW初のスーパーカー " W12 "」

 フォルクスワーゲン・W12は、フォルクスワーゲンが1997年から2001年にかけて発表したコンセ…

カーコラム「世界新記録 231.6km/h! 新時代の幕はこの男が開ける。無双の肢体不自由…

 肢体不自由(上肢欠損)にしてFIA(世界自動車連盟)公認のレーシングライセンスを持ち、ポ…

カーコラム「この男、危険につき。ラリー界の反逆児 トラヴィス・パストラーナが過激…

 頭のネジが緩みまくっているラリードライバーの中にあって、その尖兵としてケン・ブロックと…

カーコラム「天下御免のドリフト三昧 in LAS VEGAS ラリー界の異端児 ケン・ブロック…

これまでに制作された10本のビデオが全世界で10億回再生され、そのド派手なドリフトと神業的ド…

カーコラム「究極の峠アタック 元F1ドライバーのスコット・スピードが魔のスーパーワインディングロード "R129 DRAGON ROAD "を攻めまくる!」

 アメリカ、ノースキャロライナ州とテネシー州の州境にあるRoute 129は通称" DRAGON ROAD "を呼ばれている。  11マイルの区間に318ものコーナーが続く超弩級のスーパーワイディングロードを、SUBARU RALLY TEAM USAのワークスドライバーとして活躍する元F1ドライバーのScott Speed(スコット・スピード)がワークス仕様のSUBARU WRX STI VT19xを駆り、ド派手なドリフト走行で攻めまくる圧巻のドリフト絵巻。  これぞま