34.ボクとカレーvol.4 -彼との付き合い方-
以前、「人生初めての華金」というテーマで記事を書いた。
あれから3週間、今度は「人生初めてのGW」を迎えることになった。
「人生初めて」の理由は華金とほぼ同じだ。
僕にとってのGWとは、
高校生の時は、授業を気にせず自習できる週間。8に勉強、2に部活。
大学生の時は、地獄のような設計課題の隙間で、休みの無いインプット。
お笑い芸人の時は、毎日がGWみたいな感じで境目無し。
前職の時は、GWこそ書き入れ時、5年間休んだことは一度も無い。
今年のGWはそんな人生の中で、年末年始以外の綺麗な長期休暇。
そんなに時間があっても、やることに困るよー
と、少しは思うかなと思いきや、4月は新しい環境で日々大量のインプットと、自分の限界の少し先のレベルのアウトプットの場を与えてもらっていたので、それを一度ゆっくり整理するためにも良い期間だと思っている。
そんなGWの始まりにnoteで何を書こうと考えていた時に思い出したのが、「ボクとカレー」マガジン。6ヶ月も放置してしまっていた。マガジンでもなんでもない。すみません。前回の記事はコチラ↓
今回は、これから始まるGWを満喫しようとしている人の中でも、
新しく何かに挑戦してみようかなと思っている人の中でも、
スパイスカレーに興味があってこれを機に作ってみようと思う人の中でも、
初めてで作り方が分からずnoteで検索してみた人の中でも、
くにべのnoteにたどり着いた人のために、このnoteを書こう。
そんなやつおらんやろ
世界の人口75億人
↓GWなんてのがあるのは世界でも日本くらいらしい
1億2000万人
↓GWが繁忙期という人を除く
1億人
↓旅行やレジャーでゆっくりしたい人を除く
5000万人
↓スパイスカレーに興味がある人
5万人
↓本でもYouTubeでもなくnoteで検索した人
200人
↓このnoteに辿り着いた人
2人
※くにべ調べ
2人に向けて書く。
つまり、くにべが普段作っているスパイスカレーのレシピを紹介する。このレシピは超ベーシックなものなので、一度でもスパイスカレーを作ったことがある人にとっては、残念ながら読んで得るものは何も無いので、いつも通りそっ閉じを推奨する。
前の記事でも何度か言っているが、僕は全く料理ができない。そんな僕が「簡単」と言っているので本当に簡単だ。基本的にはフライパンにレシピ通りに食材をぶち込めば作れる。それがカレー作りの良いところだ。
また別の良いところとして、自分で香りや味をカスタマイズできるというのがあるので、まずはこの基本のレシピを目隠ししながらでも作れるようになること。そしたら後は、自分の好みで使うスパイスの種類や、ブレンドや、食材や隠し味を変えるだけで無限の遊びができてしまう。沼だから要注意。
《ボクのカレーvol.1-基本のチキンカレー-》
これが作れたら家カレーの満足度はグッと上がる。簡単な割にめちゃくちゃ美味い。別名「コスパカレー」。
〈くにべのポイント①〜ホールスパイス〜〉
ホールスパイスはあれば本格的になるが、手に入らなければ抜いていい。料理に大事なのは引き算だと聞いたことがある。抜いてもいいが、変なものは足さないこと。それだけがスパイスカレー作りで失敗しない唯一のコツ。
〈くにべのポイント②〜辛さの調整〜〉
このレシピでは「カイエンパウダー:小さじ1」の部分だけで、全体の辛みをコントロールしている。辛いのが苦手な人は、カイエンパウダーの量を少なくするか、「パプリカパウダー」に替えると良い。くにべは辛くないとカレーじゃないじゃん教なので、むしろ気持ち多めに入れてしまう。
〈くにべのポイント③〜油〜〉
カレールーを使ったカレーと違ってグルテンフリー、食材も鶏肉でヘルシーなので、代わりに植物油は沢山使う。なので油はちょっと良いやつを使いたい。くにべ家ではスパイスカレー専用の高級油が常備されている。違いが分かる人になろう。僕はまだあまり分かっていない。
〈くにべのポイント④〜トマト〜〉
トマトピューレが無い場合、生トマト・ケチャップでもできないことはないがオススメしない。特にケチャップは成分として何が入ってるか分からないので、僕はカレー作りでは使わない。オムライスにはめちゃくちゃかける。
他、トマトピューレの代替品としてトマトペースト・トマト缶がある。
トマトピューレ大さじ3強=トマトペースト大さじ1.5
トマトピューレ大さじ3強=トマト缶300g
ただ、トマト缶の場合は事前に煮詰めて、水分を飛ばしてから使わなければいけないので、やはりオススメはしない。
〈くにべのポイント⑤〜水〜〉
「基本的にはフライパンにレシピ通りにぶち込めば作れる」と前述したが、実は一つだけ注意しなければならない点がある。それが入れる水の量だ。350ccと書いているが、分量はあくまで目安なので、実際に作る時は鍋の中の様子を見ながら自分の好みのトロみになるよう調整が必要だ。前述の通り、料理は引き算。入れ過ぎた水は抜くことができないので要注意。
〈くにべのポイント⑥〜隠し味〜〉
カレーといえば隠し味、隠し味といえばカレー。最後に入れる隠し味について「マーマレード」と書いたが、コクをちょっと足せれば良いので、ぶっちゃけ甘ければなんでも良い。砂糖でも良い。
〈くにべのポイント⑦〜たまねぎの切り方〜〉
たまねぎの切り方については、実は色々な流派がある。みじん切りにする人もいれば、ほぼ切らずに煮てから使う人もいる。たまねぎは炒めることで甘みを増し、コクを深めてくれるのだが、そういう意味で言うと細かい方が炒めやすい。ただ、僕の場合はその炒めたたまねぎを具として食べたいので、あえて大きめに切って使う。あとみじん切りが苦手というのも大いにある。
〈くにべのポイント⑧〜鶏肉〜〉
皮はついたまま使っても勿論良いのだが、前述の通りせっかくスパイスからカレーを作るのだからヘルシーに仕上げたい。動物性の脂はどうしても重くなってしまうので僕は皮を外す。その分植物性の油を多めに入れるというわけだ。くにべ家ではカレーの横にはいつも鶏皮ポン酢というおかずがつく。
〈くにべのポイント⑨〜調理器具〜〉
カレーで使う調理器具といえば両手鍋というイメージはないだろうか。それは「カレー=煮込み料理」という先入観があるからだと思うが、特にスパイスカレーにおいてはスパイスを炒めたり、玉ねぎを炒めたり、鶏肉を炒めたり基本的にレシピの8割何かを炒めている。どちらかと言うと「カレー=炒め料理」なので、両手鍋ではなく底が深いフライパンを使うと作りやすい。
〈くにべのポイント➓〜あめたま〜〉
カレー作り工程の花形と言えば「あめたま作り」が想起されるだろう。それはあながち間違ってはいないのだが、弱火でじっくり炒める面倒くさいイメージはないだろうか。実際は「放置・かき混ぜ・加水」の3つを繰り返すことで短時間で手間無く作れる。徐々に水分が少なくなり焦げやすくなるので、放置時間を5分→3分→1分といった感じで短くしていけば良い。加水によりたまねぎの色づきを加速できるが、その場合はしっかり水分を飛ばす。
以上。10個ほどポイントも書いてみたが、どれも難しくはないと思う。
レシピサイトではないので、ご質問などあればコメントでどうぞ。
ちなみに、スパイスを替えても味は大きく変わるのだが、先日「水」を「鰹の出汁」に替えてみたら、びっくりするくらい美味しくなった。
本日は結婚記念日。無事3周年を迎えました。
今年も美味しいカレーを作って食べて食べられて。楽しいね。
ではまた。
今回のカレー:下北沢「旧ヤム邸 シモキタ荘」さん
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