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焙煎とは結局のところ仮説と検証の繰り返し

気温の乱高下や低気圧によって不調になる人は多い。

僕もここ1、2年の間に天候からくる不調というものを実感するようになった。

歳を取ったからではなく、より繊細になってきたのが原因だと考えたい。


コーヒー豆を焼く焙煎においても、天候の影響がある。


焙煎する日のほとんどは、前日と同じ条件(火力や排気の調整)にしておけば問題はない。

ただ、今日(2021年1月23日)の朝は気温がやや高く、雨で湿度も高い。

こんな日は調子が狂いやすい。(普段と同じ条件でも同じように仕上がらない)

もちろん、問題ない日もあるが、なんとなく空気が重いなと感じる日は問題があることが多い。
(ちなみに、夏場であれば、なんとなく空気が軽いなと感じる日


ようするに、経験に基づく「勘」を頼りにすることが多い


言われてみれば当たり前だが、夏(高温・多湿)と冬(低温・乾燥)では環境が真逆。

半年前(夏)の焙煎記録と今日(冬)の焙煎記録とを比較すると、かなり焙煎条件が変わる。

1年という期間で見れば、少しずつ変化する環境の積み重ねが季節になる。


焙煎(の仕方)は季節とともに変わっていくものともいえる。

仕上げたい豆の状態にするため、環境から逆算して焙煎の仕方を調整する。(冬はおいしいのに、夏はイマイチではよろしくない)

だから、経験を積み重ねることが必要になる。

日々、仮説と検証の繰り返し。

(多分、今日の環境の変化にはうまく対応できた…はず。)


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