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ロシ・セット問題

非日常のシチュエーションは、口にするものをおいしくしてくれる最高の調味料。

アウトドアで飲むコーヒーはきっとおいしいはずだ。


最近ではアウトドア用のコーヒー器具も開発されている。

とくに、かさばらない、壊れないという点はアウトドア用のコーヒー器具には必須。


折りたためるドリッパー。


小型のドリップポットは屋内外でも重宝しそう。


似たようなものは100円ショップでも手に入るし、ワイヤータイプのドリッパーなら自分で製作する人もいそうだ。


ただし。


「ロシ・セット問題」には注意が必要だ。
(ちなみに今思いついた言葉)


ドリッパーとロシの形状が異なるまま使用すると、お湯の注ぎ方によっては雑味(舌に刺さるような渋み)の強いコーヒーが出来上がってしまう。




ドリッパーの役割のひとつは「ロシを支える」こと。

この役割が機能しない場合、ドリップ中にロシが波打つように動く。

結果的にお湯がコーヒー粉の層を均一に通らず、抽出に偏りができてしまう。
(抽出の偏りはまた別の記事を書く)


つまり「ロシ・セット問題」とは、ロシがドリッパーに支えられないままコーヒーが抽出されることを指す。


これを手っ取り早く解消する方法は以下。

① 長い時間蒸らす。
② ①の後は短時間で抽出を終える。


ようするに、「しっかり蒸らしてササっと注ぐ」だ。

アウトドア用のドリッパーにはとくに注意が必要だ。

というのも、折りたためるドリッパーは収納しやすい分、広げたときの形状が不安定になりやすいから。


ドリッパーとロシがうまくセットできない場合には「しっかり蒸らしてササっと注ぐ」を試してみてほしい。

ロシについての記事も参考に。

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