コーヒーという問題の解き方
真実はいつもひとつだが、正解がいつもひとつとは限らない。
世の中の問題の多くがそうであるように、コーヒーもそのひとつ。
コーヒーの淹れ方や焼き方(焙煎)にもさまざまなものがある。
だから数千のお店があってもそれぞれ成立する。(もちろん、最低限の品質であることが前提)
コーヒーは変数が非常に多い方程式のようなもの。(数学が苦手な人には恐縮)
式で表現するとこう。
y=f(x1,x2,x3,…,xn)
(数学が苦手な人には大変恐縮)
具体的に書くと、
(おいしいコーヒー)=f(豆の品質,豆量,湯温,…,お湯の注ぎ方)
ちなみにfとはfunctionのこと。(数学が…以下略)
ようするに、おいしいコーヒーを淹れるには色々な要素が複雑に絡み合ってくる。
上には書き切れないが、時間や水の他、気分とか体調といった飲み手の状況まで、考慮することが多すぎる。
難解な問題を扱うときは変数を減らすのが鉄則だ。
だから、計量できるものはなるべく固定する(いつも一定にする)のがいい。
たとえば、1杯分のコーヒーを淹れるときの粉量は○グラムにするとか、計量スプーンすり切り1杯にするとか。
そうやって自分にとってのおいしいコーヒーになる変数を探っていくのがいい。
なんだかコーヒーと人生は似ているような気がする。
問題の解き方は無数にある。
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