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onlyよりもjustを考える

ものは捉えようだ。

2つしかないのか、2つあるのか。

言い方ひとつで印象も180度変わる。


ジャスト(just)とオンリー(only)は僕にとって大きな気づきだった。


26歳の僕は当時、アメリカのシアトルに1ヶ月滞在していた。(いわゆる自分探しの旅だ)

語学学校の授業が終わった午後にはふらりとダウンタウン(繁華街)に行くことが多く、そこで出会ったことばが「just」だった。

とある飲食店でトッピングのソースを「2つから選んでね」と言われた際、何の気無しに「only two?(2つだけなんですね?)」と聞き返した僕の言葉に重ねるように、店員さんは「Just two!」

満面の笑みで「ノー、ノー、2つあるよ」と言い直されて以来、中学英語ではないonly/justの使い方を知ったような気がする。(それまでは「出発時間は9時ジャストね」とか「ジャストタイミング」といった使い方しかしてなかった)


ところで、ボトルに半分残ったワインの話はビジネス書やセミナーではお馴染みだ。

ワインが半分しかないのか、まだ半分あるのか。

客観的に見ればまったく同じことが、見る人によっては捉え方が異なる。

only/justとは結局のところ、ボトルに残ったワインの話と同義だ。


あと30分しかないのか、まだ30分あるのか。

ケーキが1種類しかないのか、まだ1種類残っているのか。

「only」なのか、「just」なのか。


社長と2人でお店を始めてからはとくに、just思考であることが増えた。

できることとできないことがあるし、できるけどやらないことも決めている。

1日に提供できるケーキの上限数(just〇個)は決まっているし、1日に案内できるお客さんの人数(just〇人)も概ね決まっている。

justだからこそ、決して多くはない、できることに対する質を上げていく原動力が生まれているように感じる。


選べるのなら、というか選べなくてもjustを付けて物事を考えるとかなり前向きなれるのでおすすめ。



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