大学サッカー864日の記録④

さあ、前回内田篤人選手に関する投稿をしたら公式アカウントにて紹介をして頂き自分としては想像をはるかに超える数の方々に読んでいただきました。

なんと、5000PVも記録していてびっくりしました。読んでいただいた方本当にありがとうございます。結構なネタバレになってしまいましたが、これからも津々浦々と大学サッカーについて書いていこうと思います。

さあ、前回無事浪人生活を終えて、第一希望の大学に合格したところまで書きました。



今日は、入部してから1年間自分が大切にしたことを書いていこうと思います。

初めて練習に参加したあと、2つの事を感じました。
・体が全く動かねえ
・レベルが高すぎてついていけねえ

何度か練習に参加していましたが、「あいつ大丈夫か」と先輩や監督に言われていたようでした。高校サッカーの時以上についていけない。こんな調子で大丈夫かと。やはり最初に思ったのは「4年間ここでプレーしてもまた公式戦に出られずに高校生の時と同じように苦しむんじゃないか」ということです。ですが、まだ知り合って間もない同期や学年が近い先輩が「頑張ろうぜ!」と言ってくれたわけです。とてもいいチームメイトに恵まれたわけです。このころに高校の友達にも相談をしたりして、大学落ちたらサッカーをやめる。なんて言っておきながら、やっぱりもう一回挑戦したいなあという気持ちが沸々と復活してきました。時間はかかりましたが、やっぱり憧れたこの大学のサッカー部で、高校よりレベルはかなり高いここでもう一度挑戦したい。そういう気持ちになれました。この時に、一緒にサッカーしようぜと言ってくれた同期のみんなには感謝してもしきれないです。

まあ、結果として高校生の時とは比較にならないほど苦しむんですけどね笑


入部してからというもののやはり体力的に練習についていけない。高校生の時は結構体力ある方だったのになあ。「なんで声出さねえんだ!!下手でも声出せ!!」といわれる毎日。やっぱり、体力元に戻さないと話にならないな。練習ついていけなさ過ぎて、全く頭が回らねえわ。そこで僕は部活外で坂道ダッシュをやったり、夏休みには1000mを3分以内で走れなければ坊主にするという、誰に得があるかよくわからない宣言をして、夏の終わりごろに2分50秒くらいで走れるようになったわけです。(ペース走のサッカーに対する有効性などはあまり突っ込まないでください。)何とか、オーバーラップをしたり40分ハーフの試合を最後までやり切れるようにはなってました。しかし、いつまでたっても序列は最下位で体力だけでなくサッカーそのもののレベルについていけませんでした。今思うと、フィジカル面じゃなくてポジショニングなどもっとサッカーIQを上げるべきだったなあと思います。

まあ、そんなこんなで1年が経つわけです。冬の体力トレーニングでは上位2割くらいには入れるようになったのにも関わらず、序列が全く変わらずこのころから少しずつ焦りが生まれるようになったのです。そして、「目の前のプレーで怪我をしたとしても、絶対に目の前の相手に負けない」そういう危険な思想を抱くようになりました。また、少しずつ長所になりつつあった体力をもっと向上させないといけない。俺は走れることだけが長所なんだと。この2つの考えが身を亡ぼすことになります。


そして、1年生の3月。ついに怪我をします。味方DFがドリブル突破され、相手とGKが1対1になった瞬間、無理なスライディングをして肉離れをしました。(何とかファールにならずにクリアできたのがせめてもの救いでした…)全治2か月でそこまで、大怪我というわけではなかったのですが、この日を最後に僕は2年以上もコンスタントに練習をすることができませんでした。この、中程度の肉離れが終わりの始まりだったわけです。


重ねて言いますが、僕がその時一番改善するべきだったのはポジショニングや相手との合間、トラップでボールをどこに置くか、周りをどれだけ見るかということだったのです。


あと、あれですね。サッカーにおける体力は長距離走の早さじゃないので、そのあたりをもうちょっとちゃんと理解しておくべきだったかもしれません。1試合で走った距離数が評価されるわけじゃないですからね。今思うと自分はちょっと人より長距離走行が早かっただけで走れる選手ではなかったとも思います。「いかに適切なスプリントをするか。またその回数をこなせるか」両方とも自分になかったなあ。うっちーの考えとは結構違いますね。プレイヤーとして目指すべきところは対極にあったと思います笑。走れるという意味を勘違いしてたなあと思います。

よく考えると、僕は結構インターセプトなクロスが得意だったのでそのあたりをもうちょっと磨けばレベルも上がったんじゃないか。と思います。引退して思うのはやはり、自分を客観的に見ることと(特に長所と短所をしっかり理解すること)、頭を使ってサッカーをすることが大切だったなあ。と思います。絶対ないとは思いますが、自分が指導者になることがあれば、そういうことを伝えたいですね。まあ、引退する前に気が付けなかったのも僕らしくていいんじゃないかなあと思いますが。

さあ、4回目で大学1年次について書きました。次は、自分を一番苦しめた足首の怪我をするまでです。当時は軽く考えていましたが、こんなに大ごとになるとは思っていませんでした。不定期更新ですが、なんとか見てくださる方がたくさんいるみたいなので頑張って書いていこうと思います。自分のメモ代わりに始めたのに思ったよりたくさんの方に読んでいただけて嬉しい限りです。

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