経営者がトップとしてやること「決める」とは?
決めたらやる。決めたら成す。決めたら守る。
っていう事なんです。
ども、クニです。
「強みビジネスクラブ」では
経営者になる力をいかに高めるかっていう事なんです。
一番ビジネスで必要な事は
経営者の力が高まっていけば
仮にいまの事業でなくてもうまくいかせられる。
景気が悪いとか自分にとって不都合な状況だとか
全部なくなったとしても、やっぱり経営力があれば
一気に立て直していけるという事なんですね。
経営者っていうのは何かって言ったら
自分の事業におけるトップであるという事なんですね。
たとえばソフトバンクは孫正義さんがトップですよね。
ソフトバンクがうまくいってもいかなくても
彼が責任があるわけじゃないですか。
で、皆さんは個人事業主でひとりなので
そういう認識が持ちづらい、うすいかもしれないし
そういうものに対して、面倒くさいな
やだな、責任があって大変だな、と思うと思います。
だからこそ、組織がいやでひとりでやっていこうと
考えている人も中にはいると思います。
やっぱりここで間違っちゃいけないのは
ひとりであれ「組織がある」としてやる。
そのトップとしてあるからこそ
トップしか得られないものが得られると思うんですね。
どういう事かっていうと
トップとしての利点っていうのが
お金なのかもしれない
体験・経験なのかもしれない
皆さんそういうものが欲しくて
ある意味個人事業主として
ひとりで何かをやっていきたい、稼ぎたい
自分で自分の自由な時間や場所にしばられない。
人生を取り戻したい、手に入れたい
と思って、どうやらそのヒントが起業なんじゃないかと
思ってきてるわけじゃないですか。
これ、言ってることは絶対同じなはずなんですよ。
ソフトバンクの孫さんであれ、皆さんであれ。
時間的・場所的・お金的、決定権という自由が手に入れられる。
まずそこを理解してください。
われわれトップは何をしていくかっていうと
トップってその先に誰もいないんです。
誰もいないけども先頭を走るのがトップですよね。
誰も指図しないし、誰も導いてはくれないけども
だからこそ自分で切り開いて決めていくっていうのが
トップなわけですよ。
この先に起こる不安や問題やリスク、メリットデメリット
自分で作っていける、選べるっていうのが
セットになってついてくるわけですよ。
この先どうするの?「わからない」
「わからないから誰かが言ったことやります」
じゃトップじゃないじゃないですか。
だけど、トップとしてこうする。
っていうのを決めるのがトップだし
決められるのがトップだし
決めなきゃいけないのがトップなんですよ。
具体的に話をすると
やり方がわからない、情報が手に入らない、お客さんがいない
だから決められない。ではトップじゃないんです。
「だとしてもどうするの?」なんです。
トップとは、自分でどういう成果を手に入れるか
情報があってもなくても何のヒントも何の脈絡もなくても
決めるのがトップなんです。
自分で決めるんです。
何を手に入れるかを自分で決めるんです。
ソフトバンクの孫さんが
「情報がないと決められない」となったら
何も決められないじゃないですか。
あれだけの規模でもっと大きい何かを示していくぞ
というときに情報がないと決められないとなると
トップがいなくなっちゃいます。
皆さんに必要な事は何かっていうと
やっぱり「決める」力なんです。
こうするぞ!得る!どうするの?わからない
でも決める。
誰かに決められたものをお願いされたら
もう決められないわけです。
決められる力がある
権利・選択権があるのがトップなんです。
次に大事な事は
トップは決めたら、この決めたものに対して
「なってくれたらいいな。」という関わりじゃだめなんです。
ソフトバンクの孫さんが
会社の売り上げはこうするぞ!と決めたのに
「やーなかなかうまくいかなかったね」
って言ってじゃだめじゃないですか。
なんでそうなったの?って問い詰められますよね。
同じなんです。
決める=成す。
決める=守る。
なんです。
だから「決められないよー」ってやってると
トップとしての力を使わなくなってくるわけですよ。
それが奴隷マインドって言っているんですよ。
自分で決めない、決められない、決めても守らない、やらない
完全に人のいいなり、何かをきっかけにやるぞ
という事しか考えてないじゃないですか。
自分で決めて自分で守るという事は
決めたとしたら、それが達成されるように
徹底的に確実に守るという事なんです。
決めたらやる。決めたら成す。決めたら守る。
っていう事なんです。
この力が強いからこそ経営力になるんです。
「決める」「守る」「成す」です。
いいですか?
これは経営者としての一番必要な力。
第一番です。
ぜひ、それをやっていただきたいと思います。
ということで、また。
クニでした。