気づかずに発揮している強みがある!?
■能動で強みがある分野は受動の強みもあることを想定してみる
この分野は能動のほうが良くて、
こっちの分野は受動のほうが良い。
誰しもそんなふうに
強みを考えることがあるかもしれません。
ではそこから一歩考えを前に進めて、
1つの分野に能動と受動、双方の強みがある!
と考えてみましょう。
前回の記事はこちらからどうぞ!
■使えている強みだけが、存在する強みではない
例えば、
ものが売れるにあたって、
人がどんどん紹介してくれるから売れている、
自分では売ってない……と感じる時、
それは受動の強みが発揮されていること
になります。
しかし、
もしもその商品が
人から紹介されなかったとして、
あなたがそれを販売するために
「こんなことをやっていますが、
どうでしょうか?」
と自分で紹介してみたら
結局みんな買いに来るのかもしれません。
このように
普段、能動の強みを使わずに
受動の強みばかりを使っていると
「これが正しい方法だ!」
「こっちでいいか!」
と思うことがあります。
反対に、
能動の強みばかりを使っている場合
それで成功しているわけですから、
「受動の強みのほうは、
別になくてもいいか!」
と思ってしまうでしょう。
でも本当は
片方の強みを使っていないだけで、
両方の強みを持っている…
ということが大いに考えられるのです。
営業の仕事をする時に相手を見て、
この人はどう言えば買ってくれるか?
どう勧めたら最短で購入してもらえるか?
それがわかるのは能動的な強みです。
逆に、
ブログなどで情報発信したら
人が勝手に買ってくれるよ、
というのは受動的な強みになります。
仕事以外の面で解説すると、
例えば女性の方で、
何をいつどうすれば
旦那さんが喜んでくれるのかがわかる…
というのは、
能動的に喜ばせているということになります。
ところが、
奥さんが単純にぼーっと過ごしているだけで
旦那さんが勝手に喜んでイケメンになる!
というのは、受動的な強みということです。
これらは『どちらか片方だけ』と
限ったものではないわけですね。
つまり、
実は両方できます!
という場合も、結構よくあることなのです。
■片方の強みがあるなら、もう片方も試してみる
受動の強みと能動の強みは
もし両方存在していたとしても、
片方が露出していれば
もう片方がなくても
やっていくことができてしまいます。
だからこそ
「どっちかの強みしかないのだ」
と思ってしまいがち。
でも、
片方の強みがある分野には、
もう片方の強みがあるケースは多いです。
ですから、
何かしら能動の強みがあるなら、
受動の強みも
あるんじゃないかな?
と思ってトライしてみる。
逆も然りで、
受動の強みがあるなら、
能動の強みも使えるんじゃないか…
と試してみるのがおすすめです。
もちろん、
今ご自分が持っている強みを、
明らかにすることも大切。
能動の強みもしくは、受動の強みですね。
さらに、
自分が今持っているそうした強みを
明らかにするだけではなくて、
明らかになったら
「逆もいけるんじゃないかな?」
と思って試してみるべき!ということなのです。
あえて反対の行動を取り
自分の可能性を広げる片方の強みがあるなら、
もう片方の強みを探る。
その具体的な方法は、
ズバリ
『あえて反対の行動を取る』
ということに尽きます。
能動の強みがある分野なのであれば、
あえて能動しない。
能動しないで
どうやったら上手くいくのか?
そういう方法を探ります。
もしくは受動の強みがある分野では、
あえて受動しない……
つまり、あえて能動的な行動を取ります。
当然
何も行動しなくても結果は手に入りますが、
ではどうやって能動的に動いたら
同様の結果に辿り着けるのか。
その動き方を探すことがポイントです。
営業であれば、契約を取る。
さきほどのプライベートの例であれば、
旦那さんがニコニコして
奥さんのほうを向いてくれる。
強みが使えている状態であれば
成果はどのようなものかが
既にわかっていますので、
逆の強みを使う場合も
その結果を目指してやってみましょう。
これができると、受動か能動、
どちらかのやり方が
上手くはまらない場合に
出会ったとしても、
必ず上手くいく方法が
見つかります。
強みの達人になれるということです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?