逆噴射小説大賞2020でスキをした記事 #1
今年も始まってしまいました。
800字で競う逆噴射小説大賞2020。
投稿作が全部読めるってのがこの手のコンクールでは珍しいので、
去年から投稿作を全部読むってのをやってます。
この記事では、その中からスキをつけた作品からいくつかご紹介したいなと思います。
※※感想は個人的見解なので違っても怒らないでね。
※※紹介順は基本的に読んだ順で他意はないです。
この記事は#1です。 #2へ→
『俺は夏の顔を挽き肉に変えていく。』が、伊坂幸太郎の『二階から春が落ちてきた』みたいに状況説明と文章のフックを両立しててすごいなと思いました。
こういうのは笑ってしまったら負けなのでスキを付けざるを得ない。
時事ネタや時世の流行りネタって扱いが難しいと思うんですけど(僕もお絵描き支援サイトなんて流行りをネタにしてるので他人のことは言えない)、前半部分のおどろおどろしさからの理由がテレワークの落差が面白かった。
noteって横書きだし改行が少ないと字面がギッシリ詰まっちゃって読みにくいときあるんだけど、これは凄くスラスラ読めた。
笑ってしまったら負けなので。『無尽院運子』は卑怯。
設定が新しいと思った。あとタイトルがバチクソ好き。
これもタイトルがバチクソ好きなやつ。すでに救いようのない悪事を犯した主人公のアイデンティティをどう扱うのか着地点も気になって続きが読みたくなる。
ファンタジーでよくある奇跡をくれる神がヘソを曲げて今は蘇生できないって設定が新しいなと思った。
語り手の視点移動の説明が上手くて、800字なのに映画のワンシーンのように場面が完全に見えた。
こういうのは笑ってしまったら負けなので。
とりあえず10作品。#2へ続きます。
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