見出し画像

いつもと違うほうを選んでみる

何かを選ぶときはこだわりが出るタイプです。

選択したものに自分が反映されているさまを見るのが好きだとも言えます。お金を使う場面や、人付き合い。心地よく在りたい欲求が高いと排他的になる自分がいて嫌になります。選ばなかったものを振り返っても、現在地が変わることはないのかもしれません。それでも、あの地点でAを選択した自分に思いを馳せることはあります。懐かしくも情けないわたし。よくぞ決断したと讃えたくなるわたし。どれもこれもまごうことなきわたしです。

夢に向かってガシガシと切り開いて行くわけでもなく、流し流されていく人生のようです。ふと不安が立ち込めたときは、胸の奥にしまっている大切なことばたちを引っ張り出します。皆さんにもお有りですか。いつかそんなお話ができるといいですね。




2022年。これまで使っていた無印のノートをやめ、近所の文房具店に選びにいきました。当たり前だけどいろんなノートがあることに驚きながら、じっくりと手に取りページを開いたりしながら見比べました。そこで見つけたのが朱赤のDAILY PLANNERです。


デザインとカラーも好み

特徴は1ページ完結でフリースペースがあり
・オンラインでの記録
・映画と本の感想や記録
・旅程と行きたい場所
などをざぁーっと書き込んでいきました。


実際の使用感もすこぶる良くて、ノートを探すときにも鮮やかなカラーはとても便利でした。毎日書くものの代表格は日記や手帳だけど、続かない上に持ち運ばないので何冊買おうとも宝の持ち腐れとなり、その後悔を昇華すべくノートに切り替えたのは最良の選択です。

2023年。年始に馴染みの文房具店へ。場所が変わっておりしばらくウロウロすると、分かりにくいコーナーに探していたノートがありました。そうそう機能別で色分けしてありサイズ違いもあったあったと思い出し、お目当てのDAILY PLANNERを見るとB5サイズは品切れです。

在庫がないなんて考えもしてなかったので一瞬落ち込みました。これまでだったらお店へ取り寄せ可否を尋ねるか、ネットで探したと思います。しかしここにあるものの中から選ぶことにしました。

このluddite(ラダイト)のファンクションノートは、機能別にマンスリー、バーチカル、デイリー、ミーティング、セパレート、TO DO、TO DO メモ、スプレッドシート、ビジュアライザー、フリーフィールド、パラレルプランナー、横罫、方眼があります。


並んでいるなかでこちらの用途に合いそうなFreeFieldVerticalを選び購入。ミントグリーンの柔らかいカラー、我が家にない色調だし探すのも便利そうです。なぜ探す前提なのかを忖度してくださるみなさまに感謝いたします。

週間スケジューラー、チェックリスト、方眼フリーフィールドが特徴のノート。前回のDPに比べると日記要素が多分にあります。がんばります。




もうひとつ試したのは、仕事終わりのタイミングにちょうど上映している映画をみることです。短時間のフリーな事務仕事を終え上映時間を確認しシネコンで「ファミリア」を観ました。その後、無印で会社用のクリアファイルを購入し事務所に戻り、もう一本観れるかもと検索すると早足で行けば間に合いそうな「ルイス・ウェイン」がヒット。新年バタバタで映画に飢えていたのでしょう。どちらの作品もうまく行かない人生が軸ではあるものの、血縁ではない人たちとの関係と社会が描かれていました。前情報のほとんどなかった映画でしたがとても満足しています。


スケジュールありきでもなく、すぐ傍にある知らない世界、もっと偶発的な経験をしていきたいと思っています。大袈裟でなくていいんです。小さなことからコツコツと。

なにかこれまでと違うこと、一緒にはじめてみませんか?

この記事が参加している募集

#このデザインが好き

7,237件

読んでくださりありがとうございます。