就活の苦悩。何でも出来るは何も出来ないのと同じ
何でも出来ますと胸を張っていましたが
就労支援、本格的に就活が始まり、すでに数社応募しています。
私の強みはパソコンさえあれば、一通り何でもできることです。
しかし、それでは応募できないと、スタッフさんに言われました。
自分の強みを明記することと、会社のためにどういうことが出来るのか、というのが就活で一番大事なポイントだそうです。
これを捻くれて捉えた私はこう考えてしまったわけです。
自分を一言で形容してくださいといわれると、真っ先に「私は偏差値62~64の人です。」という答えが頭に浮かびます。
偏差値62といえば正規分布に従うと上位11.5%です。
が、イメージ的には凡人の域を超えません。
万遍なく全科目で偏差値62~64なわけですが、私の何でもできるは、偏差値62~64程度で何でもできるということです。
それを強みだの、貢献だの言われると
「そうではなくて、偏差値70程度できるものはないんですか?!」
と、言われているように思えて一時期凹みました。
しかし、スタッフさんの意図することはそうではないんですね。
何でもできるではなく、何が得意か具体的に書いてください。ということなんですね。
そうなんですよ。偏差値云々の話ではなくて、会社が求めているものは、出来ることの具体なんですね。
履歴書に「何でも出来ます!」と書いた人と、「JavascriptでjQueryを使って開発が出来ます」と書いた人。
もちろん企業は後者を取るわけですね。
ああ、なるほど!
池上彰は何も知らない
これは、私のパトロンさんの言葉であります。
パトロンさんは会計のスペシャリストなんですが、会計が偏差値75の人から見ると池上さんなんて何も知らないのと同じだそうです。
そもそも、いつも池上彰ファンの私が、池上さん♥池上さん♥言ってるのが面白くない感情も働いているものと思われます(笑)
池上さんのウリは、どんなニュースでも、誰にでもわかりやすく説明できることです。
しかし、池上さんに突っ込んだ知識の話をさせたら、この人何も知らないじゃないか!と、パトロンさんの目には映ったようです。
万遍なく全科目で偏差値62~64取る人は、ある科目で偏差値75取る人に言わせれば、何もできない人なのです。
なるほどなぁ。
しかし、池上さんは、自著の中ではっきり言っています。
「私の強みは、専門がないことです。」
超例外、堀江貴文
と、ここで、超例外を思い浮かべました。
堀江貴文ことホリエモンです。
彼は全科目で偏差値75取るタイプです。
彼の本にも明記してありました。
「誰でも一通り勉強すれば、9割のことは理解できる。」
いえ、それは、ホリエモンさんあなただけです。
少なくとも私は、一通り勉強して、7割程度しか理解できません。何においても。
人によっては5割の人も3割の人もいるわけです。
ホリエモンの常套句は
「僕たちはもう仕事なんてしなくていい。」
ですが、これは、一通り勉強して9割理解できる能力を持つ人のみが実現できることです。
100人中1人の能力を3つ持っていれば、100万分の1の人材になれる!ともおっしゃられているのですが、100人に1人になるには9割理解できる必要があります。
7割しか理解できない私は、せいぜい100人中20人くらいが関の山です。
「電話は俺達の時間を奪うもの以外の何ものでもない!」など、時には、ホリエモンの考えていることにはものすごく共感できます。
しかし、「今すぐ嫌な仕事を辞めて、好きなことに没頭しよう!」
これは、偏差値70取れない人が実行すると、非常に危険です!
好きなことに没頭した結果、偏差値40程度しか出来ないでは、その道で食べていくのは無理です。
スペシャリストとしてやっていくには、偏差値70以上できるものでなければ世間で通用しません。
何もかもが偏差値62~64の私が、フリーランスで、まともな仕事に全くありつけなかったのはそのためです。
正しく言いかえれば
「今すぐ嫌な仕事を辞めて、飛び抜けてあなたが出来ることに没頭しよう。」
飛び抜けて何か出来れば、それを仕事に出来るというのは大体あってます。あとは、それをどう収入につなげるかというアイディアが必要。
私は最近RPAにハマっています。
RPAで飛び抜けた人材を目指そうかな✨
まだまだ食えないフリーライターです。温かい好意が嬉しいです(*´∀`)