「本とテレビ」の関係と、「ブログとYouTube」の関係は一緒
「今後ブログってどうなっていくんですかね?」
って聞かれたから
「ビジネスとか、能力伸ばしたいって人向けの情報伝達手段になっていくんじゃないですかね、本→テレビの流れみたいに」
と言ったら、
「は?お前の話はわかりにくい!」
と藤田さん@keiichiroから言われて、悔しかったので簡単にここに勝手に説明したいと思いますw
1.本→テレビの流れ
昔は、多くの人に情報を届ける手段が活字しかなかったから、情報を取得するため、もっというとエンタメのために本を読む必要があった。
だけど、テレビという究極の受動メディアが台頭。
これにより大きな変化が起こり、多くの人はテレビを見るようになっていった。
2.ブログ→You Tubeの流れ
これ、ブログとYou Tubeでも一緒じゃないですか?
昔は、インターネットの回線も遅く、多くの人に情報を届ける手段がブログしかなかったから、ネットで情報を取得するため、もっというとエンタメのためにブログを読む必要があった。
だけど、ネットの改善により動画(You Tube)という究極の受動メディアが台頭。
これにより大きな変化が起こり、多くの人はテレビを見るようになっていった。
ほら、一緒。
細かいところは違うかもしれないですが、大枠はそんなに変わらないと思うので、これはパラレルに考えていっていいのかなと思っています。
3.本が生き残った理由
じゃー、「本を読む人がいなくなったのか?」と。
そんなことはなくて、2019.10.10の現時点でも本はなくなっていない。
これにはいろんな理由があると思うんですが、僕は以下2つが要素として大きいと思っていて
①情報取得スピード
同じ文章を、目で読むのと、耳で聞くのどのくらいの差があると思います?
個人差は当然あるんですが、だいたいこんなかんじ
読む: 600字/分
聞く: 300字/分
さらに普段本を読む人だと、こんな感じ
読む: 1200字/分
聞く: 300字/分
約4倍ってところですね。
「聞く」は、「話す」に依存するので変化しづらいんですが、まあ1.5倍速という手を使ったとしても3倍くらいの差が依然としてあります。
もちろん、映像による非言語情報もあるんですが、言語、文字って要素で比べると差は歴然。
「なにか勉強しよう!」
と思ってテレビ60分見るのと、本15分読むのが同じって中々の衝撃じゃないですか?
※わかりやすさのため単純化してます、念の為
②創り手の層の厚さ
これは単純、テレビ作れる人はかなり限られるけど、文字はほとんどの人が書ける、という事実。
もちろんその中で本になるのはごく一部なんですが、選手層が違いすぎるわけです。
千人の中で洗練されたものと、1億人の中で洗練されたもの。
どっちがより良いものが生まれる可能性が高いかって話ですね。
ま、これらの理由で、本は生き残っているわけです。
4.ブログが生き残る理由
これも一緒のように考えることができるんじゃないですかね?
①情報取得スピード
②創り手の層の厚さ
だから、いくらこれからは動画の時代だ!Youtuberだ!と言ったとしても、ブログがなくなることはないと思います。
逆に今のように「自己実現のためにはブログだ!」「稼ぐにはまずブログからだ!」みたいなことで流入してきている人たちが、Youtubeの方に流れていくので、ほんとに書くのが好きだったり、読むのが好きな人には過ごしやすくなっていくんだろうなとも思っています。
これも誤解されがちなので言いづらいんですが、あえていうと、いい意味で棲み分けができるんだと思います。
選民思想とか、上下とかそういうことではなくて、エンタメと感じるものの種類が違うというのが一番感覚としては近いです。
テレビ見る人より本読む人が偉いのか?
Youtube見る人よりブログ読む人が偉いのか?
みたいな話です。
(こっから一定、そんな論調増えるような気がしますが。。
まとめると
ブログ→本が好きな人向け
YouTube→テレビが好きな人向け
という棲み分けができてくるんでしょうね。
んで、最初に戻って
「ビジネスとか、能力伸ばしたいって人向けの情報伝達手段になっていくんじゃないですかね、本→テレビの流れみたいに」
というわけです。
(芸術としての「本」はちょっと割愛)
5.本→ブログ、テレビ→YouTubeは起きるのか?
上記でだいたい言いたいことは言えたのですが、ちょっと余談的に考えると
本→ブログ
テレビ→YouTube
は起きるんですかね?
長い目で見たら起きるんでしょうね。
キュレーションが肝になってくると思いますが、それも時間軸広げてみると本もテレビも変わらないので。
では、どんなものがキュレーションされるのかというと、普遍的価値を持つものと、今しか切れない瞬間を切り取ったもの、になるんですかね?
この辺はまだちょっとわかりませんが考えていくとおもしろそう。
ということで、「たしかにこれはわかりにくかったわw」と思いながら筆を置きます。
おあとがよろしいようで。
twitterもやってます!
noteになる前の「種」みたいなものを書いてるのでよければフォローしてもらえると喜ぶやつです。
これだけ多くの人が現状に「なんか違くね?」って思ってて、それは環境の問題だったり、マインドの問題だったりと様々なんだろうけど、それ自体もなんか違わない?って思うからここについて真剣に取り組んでいきたいと思うわけですよ。
— 山田 邦明 l «toi ↺ kai» (@kun1aki) October 1, 2019
気付いた人から抜けてってるけど、それだけじゃなくてさ。
対立する2つの意見をみてワクワクするのは、その2つは矛盾をはらみながらも統一的に解決できると知ってるから。
— 山田 邦明 l «toi ↺ kai» (@kun1aki) October 5, 2019
ほら昔からさ
A「これは絶対三角形」
B「は!?何言ってんの?円でしょこれは」
C「.....円錐だ、これ」
みたいなことってあるやん?
ここまで見てくださって...ありがとうございます!! 赤裸々な内容はメンバーシップ(100円/月)に書いてます。初月無料なので覗いてみてください。