住まい探しに重要な3つのP ②自分らしい暮らしに重要なPLAN(間取り、建物、設備)
こんにちは、くみょんです。
住まい探し、とりわけ都内の場合のマンション探しについて、重要な項目としてよく3つのPと言われます。
①立地(PLACE)、②PLAN(間取り、建物、設備)、③PRICE(お金)
今回は②のPLANについて考えてみたいと思います。
第一弾のPLACE(立地)についてはこちらをご覧ください。
✅まずは自分の希望を書き出してみよう
PLANの要素についてはたくさんありますが、「住まい(自分の部屋)に対する希望」と、マンションの場合「建物自体に対する希望」に分けて考えてみましょう。まずは自分の希望を書き出してみると良いです。
具体的に分からない場合は、今の部屋で不便に思っていることや気に入っていることをもとに考えてみるのがおすすめです。
*住まいに対する希望
・広さ、部屋数、間取り
・眺望
・収納
・キッチン、洗面所、バスルーム、リビング等それぞれに対する希望
私の場合、以前住んでいた賃貸マンション部屋の中に柱や梁が出ていて窮屈感があり、家具の配置もパターン化されてしまっていたので、「柱や梁がなく、部屋が四角いこと」が条件の一つでした。これをアウトフレーム工法と言います。
加えて、ベランダが広くできるだけ目の前に建物がないこと(眺望がよいこと)を希望していました。季節のいいときにベランダにいすを置いてビールを飲みたいなんて思っていました。
このようにこれからの暮らしを想像し、具体的に考えてみましょう。
*建物に対する希望
・建物の規模感
・外観
・駐車場、駐輪場
・エントランス、エレベーター
・ゴミ出し(24時間OKか)
・宅配ボックス
・ペット飼育
・耐震性(1981年6月以降の「新耐震基準」か)
私の場合、あまり広い部屋を想定いていなかったので、24時間ゴミ出しOKはマストの条件でした。(段ボールなどはすぐに片づけたい)加えて、小規模マンションよりも100戸程度の中規模マンションがいいかなと思っていました。エントランスやマンション敷地に余裕が欲しかったことと、管理費修繕積立金の金額に戸数が関係してくるからです。
タワーマンションのような大規模マンションはステータス感があり、眺望もよいことが多いので、自分にとって何が大切かを、何にこだわりたいかを明確にしていきます。
✅住宅情報サイトや街のマンションを観察してみよう
ある程度「自分が住まいに望むこと」が分かってきたら、住宅情報サイトを見てみることをおすすめします。すき間時間に見ていると、相場観や「この間取りはいいな」とか「これでは狭すぎるな」など、感覚が掴めてきます。
また、街を歩いているときに、「このマンションの外観は素敵だな」とか、「入口が暗くて入りずらそう」など、マンションを観察してみることもいいと思います。だんだんと自分の希望が具体化してくると思います。
✅自分の「こだわり」が「あとから変えられるものかどうか」も考えよう
立地とは異なり、「PLAN」の要素には、「あとから変えられるもの」、「工夫でかなえられるもの」を含まれていることがあります。
例えば、間取りは2Kを1LDKに変えるなどリフォームも(構造上問題なければ)可能ですし、押入れをクローゼットに、和室を洋室に変えることもできます。キッチンや洗面などの設備も交換可能です。インテリアを自分好みにすることでおしゃれな空間にすることも可能でしょう。
一方で、マンションの外観や共用部であるエントランスなどは変えることができません。自分のこだわりを、変えられるものと変えられないものに分けて、「変えられないもの」を優先して希望をまとめましょう。
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