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住まい探しに重要な3つのP ①なんといっても立地(PLACE)

こんにちは、くみょんです。
住まい探し、とりわけ都内の場合のマンション探しについて、重要な項目としてよく3つのPと言われます。

✅住まい探しに重要な3つのPとは?

ずばり、①Place(立地)、②Plan(建物やプラン、設備)、③Price(価格)です。とりわけ①Place(立地)については、「マンションは立地がすべて」と言われるくらい重要な項目です。

あまり「資産価値」という言葉は好きではないのですが、新築マンションのモデルルームに行くと、これでもかというくらい立地の説明があり、「このマンションは資産価値が高い」という説明を受けると思います。今は特に、「売ったり」「貸したり」と考える傾向があるため、とりわけ立地については重要度が増してきていると思います。

確かに、間取りはリフォームで変えられますが、立地やその住環境については自分では変えられません。変えられないものにこそこだわるべきだと言えます。

✅マンションの立地を選ぶ際のポイントは?

一般的に「立地が良い」とされるのは、「交通利便性」と「周辺環境」「街の将来性」がそろっていることとされます。
これらの項目ももちろん重要ですが、「本当に自分にとってよい立地なのか」を「自分がどんな暮らしをしたいのか」をしっかり想像して判断をしていく必要があります。

住まいを考えることとは、やはり「自分と向き合う」ことなのです。私が「自分らしい」マンション選びの際に重視している立地に関する項目は下記の3つです。

1.交通利便性

自分にとっての交通利便性があるか、駅からの距離や勤務先へのアクセスだけではなく、友人と会ったり、帰省したりするのに便利な場所か、お気に入りの街に近いかなど。

私の場合、満員電車は苦手なので、比較的空いている路線の地下鉄始発駅から徒歩10分程度のマンションを選びました。また、複数路線が乗り入れていること、妹の家へのアクセスが良く、好きな日本橋や銀座に出やすいこと、東京駅や空港へのアクセスがよいことを重視しました。

2.周辺環境

スーパーやコンビニ、ドラッグストアが近くにあるか、また周りの道路がゆったりしているか、公園があるか、自転車に乗りやすい街かなど。
これも自分にとって必要な施設や条件を考えてみることが必要です。

私はある程度の規模のスーパーと図書館がマストで、散歩の楽しい街(walkableな街)を希望していましたが、私の友人は「モーニングができるカフェがたくさんある街がいい」と言っていました。

私の場合、目の前が公園だったこと、大通りから一本入っていて静かなことが周辺環境のポイントの一つでした。ただ、目の前が公園だと子供たちの声がとても賑やかです。窓を閉めていればほとんど聞こえないし、「子供たち元気だな」とほほえましいので私は気になりませんが、これも人によると思います。

幹線道路が近かったり、駅が近いことは便利ですが、その分騒音が気になることもあります。大きな病院が近くにあると、救急車のサイレンが夜中に聞こえてくることもあります。自分にとって何が大切か、もう一度考えてみましょう。

3.治安や防災対策

おひとりさま女性にとって治安がいいことは必須条件だと思います。近くに交番があるか、駅からの帰り道は明るく大通りを通れるかなど、しっかり確認します。
警視庁の犯罪情報マップも参考になります。

また、下記の記事でも取り上げていますが、防災の観点からハザードマップは必ず確認します。なかなか100点の立地には出会えませんので、情報を仕入れて「自分に許容できるかどうか」を判断します。

✅立地は変えられないからこそ「わたし目線」で考える

以上のように、立地は変えられないからこそ、「市場基準」よりも「わたし目線」で考えたほうがよいと私は思います。

新築マンションの販売をしていた時、どう見ても勤務先へのアクセスは不便になるのに「ここは再開発があるから」という理由でモデルルームに来ている方に何組か出会いました。街が発展していくことはうれしいことですし、それによって人口が増え行政サービスや周辺環境も充実していくことは期待できると思います。

ただ、必要以上に「市況」や「資産価値」という言葉に踊らされずに「自分にとってはここが大切」という視点で立地を選んでいきたいものです。

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