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着物について思うこと

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和裁の専門学校を出たのに長いこと遠ざかっていた着物とのおつきあい、50代になってぼちぼち復活。
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#着物でお出かけ

職人は芸術家

職人は芸術家

素朴な風合いにぬくもりを感じる民芸品に対して、ときに狂気すら感じる精緻な技術に唸らされることの多い工芸品。どちらもそこに至るまでの創意工夫と試行錯誤を思えば、途絶えさせたくない、しっかりと保存継承されていってほしいと願わずにいられません。

三鷹市にある国際基督教大学の湯浅八郎記念館で開催中の『型紙 精美なる技』展を見てきました。

型紙づくりの大まかな工程は知識として知ってはいましたが、あらため

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