見出し画像

【10月26日(土)】第31回 カムクワット読書会【山口守編『パパイヤのある街』】

【開催概要】

  • 開催日:10月26日(土)10:30~12:30

  • 募集人数:開催場所(参加費)
    1~3名:横浜駅のカフェ(飲食代)

【課題作品】

山口守編『パパイヤのある街 台湾日本語文学アンソロジー』皓星社

日本の製糖会社の進出により父を亡くし、貧しい家族を養うため台湾から日本へ渡って来た楊青年。しかし、やっとのことで見つけた新聞配達の仕事はあまりにも不当な条件だった。台湾での階級対立を、帝国日本と植民地台湾の権力勾配に重ねながら、労働者の連帯を描く「新聞配達夫」。内地人風の生活を夢見ながら、立身出世の勉強に励む陳有三は、台湾の役所に勤めている。内地人に対しては家畜のように卑屈な台湾人の上司、製糖会社勤務の友人、結納金と引き換えに売られていく想い人……。表題作「パパイヤのある街」ほか、日本統治期の台湾人作家による七篇の日本語文学作品を収録。
多層的な言語空間をもつ台湾で生まれた作家たちは日本の言語政策の変遷にいかに翻弄され、そのアイデンティティを形成し、自己表現へと辿り着いたのか。言語という枠組みからその過程に光を当てるアンソロジー。

上記リンクより

課題作品集から2作品以上を読了していることが参加条件です。
当日はすべての作品は語りきれないと思いますので、参加者が気になった作品を中心にお話ししましょう。

今回の課題作品集

【参加方法】

Xアカウント(@KumquatBookClub)へのDMにて、ご連絡をお願いいたします。

【お願い】

宗教やビジネス、一方的な意見の押し付けなどを目的とする方の参加はお断りしております。

初対面の方同士で無理やり連絡先(SNS含む)を交換する行為もお控えください。

【おわりに】

今回は日本の近刊小説ではなく、かつて日本植民地化の台湾で日本語で創作された小説作品集を課題作品に選びました。
日本文学から取り残された作品に目を向けるきっかけになれば幸いです。

はじめての方もお気軽にご参加いただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

終了後、ランチをすることもあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?