都築つみ木

好きなマステの柄を せーのっ

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最近の記事

拍手笑いで祝福を

これは私が漫画編集者をやった2年間の話 あくまで漫画 ですが、バンド好きの方が読むならバンドの業界だと思って、 アイドル好きが読むならアイドルの世界のことだと思って読んでください そう、たとえばお笑い好きが読むならお笑いの世界のことだと思ってもいいかもしれません。 = 漫画の出版社で働き始めてわりとすぐ、自分が編集者として単行本を売りたいと思う漫画家さんを決めていいという機会をいただいた 私は迷わず、私を漫画編集者になりたいと思わせてくれた漫画家に声をかけた 結論から

    • ほんとうのフォントの話をしよう。

      吉本の∞ホールの三八紳士と緞帳淑女というライブを見たんですが。 そのライブ自体の話はTwitterでしたのでよろしくお願いします。 今日はそのタイトルデザインが美しいよって話です。デザインの話から、人にものを伝えるって簡単じゃないよね〜という話をします。 VTRのエンドロールを見たところ、ヘンミモリさんというデザイナーさんが手掛けているようです。これ。 ↑この明朝体の、カドの、たまり、美しくないですか……_(:3」 ∠)_ ハァ……(ため息) あとカタカナの「タ」

      • 人との距離について思うこと。

        これまでのわたしだったら、そんなに馴れ馴れしくいかなかったところを、初対面からタメ口で絡んでしまったりということが最近あるなあと思います。 職場に入ってきた新人くんや、友達の友達、親友の今彼。 今までだったら、どんなに日数を経てもきちんとした丁寧語で接することを美徳として決めつけて生きてきたのに。 転職をして、上京をして、フリーターになってからの自分に、「あ〜前だったらここでタメ語は使わなかったのに〜」と気付きながらも歯止めが効かない自分を認めざるを得ないのです。 で

        • 斎藤宏介ソロユニット・XIIXが早速人生に寄り添うバンドになった。1stライブ「White White」の感想(ネタバレなし)

          転職をしてから時々、人前で音楽をかけるというありがたいポジションを任せてもらえることがある。 好きな曲かけていいなんて!最高〜!と、意気揚々セットリストを用意して挑んだものの、これが全く想像だにしない苦悩に悩まされている。 なんか、納得いかないのだ。 「好きな曲かけていい」とはいえ、ある程度客層に合った曲をかけたいし、新進気鋭の音楽を見つけてきて流したいなんて背伸びしたら「お、そのバンドのアレいいよね」と逆にマウントを取られてしまったり。 そんな雑念が邪魔をして情報で

        拍手笑いで祝福を

          UNISONとわたしと2019年

          ≪このブログは、UNISON SQUAQE GARDENに興味がない方でも読んでいられるブログを目指します≫ ◎UNISON15周年おめでとうyearの幕開けはたしか、4月の新木場コースト、UNISONファンクラブ向けカップリングライブだった。 タイトルの「Bee Side Sea Side 0」の通り、Bサイド曲、つまりシングルのカップリングのみをやるというライブ。 カップリングを一切ライブでやらないでお馴染みのユニゾンが……?ファンクラブだからってそんなにデレてくれる

          UNISONとわたしと2019年

          A pen saves the world.

          見ず知らずの他人にしてもらった親切を、妙に覚えていることがある。 それは小学校低学年のときだったと思う。 幼稚園のねんちゅうさんから小4の夏まで、福岡市の中央らへんに住んでいた。 今Google上で見ると、かなりいいところに住んでいたんだなと今になって思う。 当時はGoogleなんてなかったので(あったのかもしれないけど)、Googleマップを指でどんどん拡大すると住んでいたマンション名やバス停として知っている地名がわらわらと表示されるのがたまらなく変な感じ。 そんな幼

          A pen saves the world.

          バチボコ片想いガール

          ◎10年間、片想いしている人がいる。 10年も好きでいるのに、一回も一緒に生きたことがない。 いや、同じ時代に生きてはいるはずなんだけど、話したこともないし、触れたこともないし、相手がわたしの言動で心を動かしたことすらないはずである。わたしは相手にとって生きても居なくてもいいんだなと思うから、一緒に生きてはいないんだと思う。本当に存在してるのかどうかすら、確信が持てなくなる。どっちが? 10年間もそんなんだから、もはや何の期待もしていなくて、架空の人物だというならそれでいい

          バチボコ片想いガール

          生きているあなたの

          ●1年前のちょうど今頃から11月まで、コントを書く塾に通っていた。 「サラリーマンNEO」や「LIFE!」などのコント番組や、ネタ番組の「にちようチャップリン」でもお馴染みの放送作家・内村宏幸先生が直接教鞭をとってくださる、放送作家スクールだ。 通っていた当時はなんとなく、通っていることをネット上で言いふらすだけの覚悟が都築つみ木にはなく、「アーーーー」とか「がんばります!!!」とか「イケメンくんが今日もイケメンだった」などの御託を並べてはゴニョゴニョと言語化から逃避して

          生きているあなたの