私は私のここが好き

繊細さんなんて言葉で何年か前に取り上げられるようになった感受性の高い性格のHSPは
わたしもその中の1人である。

HSPとは環境の刺激に弱く、
たとえば
人混みや騒音などで帰ってからぐったりしてしまう 。
重いニュースや刺激的なシーンが頭に残ってしまい自分のことのように落ち込んだり、ショックを起こしてしまう。
心配性であり、不安すぎて考えすぎてしまう、そして勝手に疲れてる。
ざっくり言うとこんな感じでなかなか環境になれなくて生きづらいと思っていた。

今年に入ってから、仕事をやめ
結婚を期に専業主婦になった。
そこからはだんだん自分と向き合えるようになって、ひとりの時間と旦那との時間をうまく使えるようになった。

本題に入りましょう。

私は私のここが好き　　

考えてすぎてしまうけれど
誰かのために動く時が好き。

目覚ましがなったら先に起きる
真っ先にお弁当を作る準備をする
今日は彼の好きな甘い厚焼きたまごをつくろう
黄色い卵焼き
どうしてもお弁当って考えると
大人である旦那のお弁当なのに
昔母親が作ってくれたような
かわいいお弁当になってしまう。
お弁当のイメージは学生の頃で止まっている。
大好きなミートボールはいつも少ない。
あんなに美味しいのに2個だなんて！
って
そんなことを思い出しながら
彼のお弁当のミートボールは多めに入れる
茶色い丸いミートボール

お野菜も絶対に入れてあげる
ほうれん草の胡麻和え
給食の時に好きだったなって思って
緑鮮やかなほうれん草

ウインナーはタコさんにしちゃおうかなって
思ったけど
流石に可愛すぎて恥ずかしい気持ちになりながら食べてたらなって
普通に斜めに切って入れてあげる

冷食のグラタンって昔っからあるよね
エビも入ってて入ってるだけで
わくわくしたな
白いクリームの海老グラタン

ただのお弁当じゃつまらないから
おもしろさを足して
ポケモンのふりかけを添える。
なんだかんだなんのポケモンか楽しみにしてる。

なかなか起きない旦那を起こして
眠たそうな目をしながら準備して
「いってきます」

わたしはお仕事にいく旦那に対して

頑張ってね　ってあまり言わないようにする。
だって、頑張ってるもん。
頑張りすぎないように言葉を変えて
「ファイトだよ、いってらっしゃい」って意味は同じだけど
少しばかりのお気遣い。

今日も彼の少しの勇気を与えるために動く
それが主婦としての役目
朝起きるのも辛い
お弁当も作るの大変
起こすのも「いい加減に起きて！」って
危うく怒りそうになるけれど
私のやるべきことを
私なりにいかにワクワクしてやれるかを
考えながら行動できる自分が好き

自己満足かもしれないけれど
正直、本当はまだ自分のこと好きになれないけれど

ピンチの時も「さぁ！盛り上がってまいりました！」なんていって切り替えるし
失敗してひとり大反省会をしている自分も
「今度は失敗しない」って言い聞かせて何時間も調べたり対策考えたり
顔色伺って、人ったらしで傷つくこともたくさんあるけど

大切な人の笑顔の理由になりたい
だけで頑張りすぎる私は
私のこと大好きだよ