見出し画像

地元企業 vs 多拠点企業:リフォーム業者選びの実体験

 トイレが老朽化し、流した後のタンクへの水が止まらなくなったことがあ
る。その時は自分で修理したが、いずれは交換しないといけないと感じてい
た。

リフォーム業者選び

 水廻りのトラブルには早急な対応が求められることが多い。地元企業であ
れば、近くに拠点があって迅速な対応が期待できる。それに、地元企業にお
金を落とすことは地域活性化に貢献することになる。そんなことを考えて地
元企業一択でいくことにした。

 パソコンで調べると、水廻りのリフォームで評判が良さそうな会社が二つ
見つかった。一つは、私の住んでいる地域のショッピングモールに、小さな
ショールームを持つ地元企業。もう一つは、都心に本社があり、やはり住ん
でいる地域にショールームを持つ多拠点企業だ。ここでは、M社とする。

地元企業は諦めた

 地元企業一択でいくことにしたので、地元企業の小さなショールームに出
向いた。現場を確認してから、見積りを作成するという。来訪の日を決める
電話を次の日の10時から12時までにもらえることになった。

 当日、約束の時間になっても何の連絡もない。今どきこんな会社があるこ
とが信じられなかった。この会社に見積を依頼するのはやめた。そして、午
後、早速M社のショールームに出向いた。

 実際に製品を見て触れることができたので、安心して選ぶことが出来た。
そして、その場で概算見積もりをもらうことができた。後日、すぐ現場確認
に来てくれ、正式な見積もりをもらった。思っていたよりリフォーム代は安
かった。

施工価格

 パソコンで調べた限りでは、古いトイレを処分したり新しいトイレを取付
るための工賃は、どの会社でもほとんど同じようだ。
 製品価格は、地元企業では大量発注することはないので一割程度しか割引
出来ないようだった。それに対してM社はトイレのタンクが4割引位になった
。便座とタンクは同程度の値段なので、この割引率は無視できない。聞けば
、職人さんは隣の市の方と契約しているとのこと。トラブル対応には問題が
ないだろうと感じた。

拘りは捨てた

 不動産関連の会社でリフォームも手がける会社がある。洗面台の交換をお
願いしたことがある。職人さんとの仲介役でしかないので、見積もりをもら
うのにも数日を要した。現場確認や施工日の決定などで電話でのやり取りが
多々あった。仲介手数料も取られているだろうから高い買い物になったと思
う。

 リフォームは、地元の職人さんに頼むのが一番よいと思う。しかし、個人
経営であれば、M社のような製品価格の割引は出来ないだろう。工賃をけち
って、おかしな施工をされても困る。
 色々な地域にショールームなど拠点を持ち、その周辺の職人さんと契約し
ている会社が価格とサービスにおいてバランスが取れていると言えるだろう


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?