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『どんぐりころころ』のどんぐりを推理する

 童謡『どんぐりころころ』のどんぐりは、何という木のでしょうか?ある
交流会で、主催者側が設けた宴会のとき発せられた質問だ。ヒントとして、
一般的に、どんぐりの木は、クヌギ、ミズナラ、アカガシ、アラカシの四つ
。さてどれでしょうか?

 質問者は、主催者側の方で元教師だと記憶している。この歌に歌われてい
るどんぐりはどの木のものか。池まで転がっていくということは、どんぐり
の木がどんな場所に生えていて、池まではどんな地形になっているのか。子
供たちと推理していると一時間は時間をつぶせると語っていた。

 酒の席上、こんな場面に出会ったのは後にも先にもない。劣らない好奇心
をもって子供たちに質問する先生がいたら愉しいだろう。子供たちの感性が
磨かれるのは間違いない。そんなことを想像した。

 どんぐりをちゃんと観察したことがないで、なかなか答えが見つからない
。そうこうしているうちに回答の時間。正解はなかった。クヌギは丸いので
転がるだろうが、他は細長いので、そんなに転がらないだろうとのこと。地
形に関するコメントは記憶にない。どんぐりの木と池の高低差が必要。転が
っていく先には草むらなどがない。ということは当然話されたとおもう。
 
 『どんぐりころころ』のどんぐりを子供たちと推理した人はどれくらいる
のだろうか。きっと大人もびっくりの回答に思考回路が揺さぶられるはずだ

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