2023年度標準学力テストの講評
当教室では、公文式の標準学力テスト(公文式教室で任意に実施)を毎年4月になるべく受験いただいております。
評価は1~5の5段階、平均偏差値50付近で3となります。
現在、個別に保護者さまへの返却面談を実施させていただいておりますが、驚くべき統計が出ましたので、ご報告です。
公文式学習中のお子さまで、算数学習中、国語学習中、それぞれの教科に対応した標準学力テストの結果です。
公文式学習の進度がそれぞれ2学年先もしくは3学年先になっていらっしゃる場合・・・
標準学力テストの結果が4または5となっている確率は、97.2%であることが分かりました!!(36教科中、35教科が対象です。)
もちろん、学年を大きく超えていないお子さまも、標準学力テストの結果が素晴らしかったという方はたくさんいらっしゃいますが、公文式学習が先に進んでいることとの相関関係は大きく、これは、公文式学習を着実に先に進めていくことで、学校の勉強のレベルが「上」レベルとなる、ということが」証明されているということになります。(少なくとも、当教室においては・・・)
自力で自分の頭を使って解くということを進めていくことが大切だと思っておりますので、ただ教え込んで、先に先に進めれば・・・というのは間違いです!
ただし、ほんのちょっと気を付けていただきたいのは、公文式学習が「3学年先以上」であるにも関わらず、標準学力テストの結果が「4」以下であることです。
子ども自身が賢くなっていることが大事ですので、大人の学習への関わり方等を見直していく方が良いかも?というサインかもしれません。ただ、標準学力テストの結果が「4または5」であれば、身には付いているので、ものすごく心配しなくても良いかなとは思います。
もし、標準学力テストの結果が「4または5」だけれど、公文式学習が2学年先に到達していない場合には、その逆で、もっと公文式学習の進度を伸ばせる可能性があります。その場合、どんどんプリントを解いて、先へ先へと進めることができます。
標準学力テストの結果が3以下の場合、できれば公文式学習をもっと進めて、2学年先以上を目指されることをおススメいたします!始めていない教科はぜひ始めてください。今始めることで、学年を超えて進んでいけば、1年、2年後には学力が変わります。
以上が講評です。個人別の相談は面談にて。東郷
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?