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肌と心の危機をコスメで救う

どうも。50過ぎて今さらメイクにはまった人です。
アイテムの使い方すら知らないとこから1年ちょっと、YouTube先生たちにいろいろ教えていただきやっと毎朝ご機嫌にメイクを楽しめるようになってきました。

さて、今年はなんという年なんだ。
というか自分的には昨年秋から不穏な大波にほんろうされている。

発熱退場でイベントを完遂できず、体調戻らないままドーピングしつついろんな司会とかやって倒れるように正月。そしたら能登半島地震。
翌日は航空機事故、テレビの画面に言葉を失う。
息子成人式、大家さん亡くなる、お茶の先生亡くなる、母入院、月末の支払い、月始の支払い、胃やられて店休み、確定申告、胃痛で倒れる、大谷くんの一平さん問題、知人の失踪、母転倒骨折、叔母亡くなる・・・

なんなの。情緒がもう、たいへん。
日替わりでなにかしら衝撃的なことを見聞きして、そのショックが癒えないまままた傷ついて、ちょっとほんとにしんどかった。

どうしてこんなにしんどいのか。紙に書き出してみた。
ものすごいささいな嫌なことから、もやもやしてることまで。
全網羅。すごいいっぱいあるな。そして分類する。
「自分とは関係がないこと」
「自分ではどうしようもないこと」
「自分でなんとかするしかないこと」
すると、案外、自分でなんとかできそうなことってちょっとしかなくて、圧倒的にどうしようもない、自分とは関係ないことで気持ちが傷ついているのだということがわかった。

なあんだ。じゃあ仕方ないね。

書き出したしんどさの中に
「ほしいコスメをいつも買いそびれる」
というのがあった。

これはもうすぐ救済してやろう。そうすべきだ。
月末の家賃を振り込んだその足でドラッグストアに駆け込んだ。

折しも中国地方は黄砂が猛威をふるっており、季節の変わり目ということで肌の治安がとっても悪化していた。
なんか荒れて赤みがひかなくて、ヘビーな美白化粧品などがしんどくなっていたのだ。レスキュー!

摘発された証拠品みたいな写真ですまん

(写真左から)
・エリクシールバランシングおやすみマスク
とあるYouTube先生が「毛穴の開きにはこれ」「若い人向けのブランドだがもっと上の人たちがサンプル握りしめて買いにくる」と言ってたのでずっと気になっていた。塗るとジェルなのでべたべたする。その状態で枕につくのを危惧しながら寝る。効果の程はまだわからない。

・IHADA 薬用フェイスプロテクトUVミルク
・IHADA薬用フェイスプロテクトパウダー
赤く荒れてる肌にファンデーションを塗りたくなくて購入。
この前に顔全体と首とか耳とかに「ORBIS(オルビス) 医薬部外品 リンクルブライトUVプロテクター SPF50+ PA++++」を満遍なく塗布。これは塗ると透明になるのでメイクに影響しない。
その後このUVミルクをファンデーション的に塗ってみた。程よく肌のアラを薄めてくれる感じ。
さらにこのパウダーも毛穴を誤魔化してくれてよい。もうこれだけでいいんじゃないか。シミシワクマはそんなに隠れないけど、つけごこち軽やかで心も軽い。
このパウダーもSPF40 PA++++あるんで塗り直しにもよいのではないか。

・キュレル湿潤保湿フェイスケアセット(しっとり)
肌荒れた時には頼もしい。有効成分「アラントイン」は傷んだ皮膚や粘膜の修復を促す成分で、抗炎症作用を持つらしい。以前違う化粧水本体にサンプルついてるしお得だからと試さず現品を買ったら使用感とにおいが嫌いで失敗したことがある。なのでまずはお試しセットで。
無臭でさっぱりした使い心地でしっかり潤う。言うことなし。赤みも引いてきた気がする。

さらに

まだ買ったの

(写真左より)
・アリー美耐久プライマーUV
前述の通り、スキンケアとしてオルビスのUVプロテクターを塗っているのでもうUVケアはいいのだが、化粧下地としての効果が気になっていた。
取り出すと淡いピンク色、伸ばすとつやんと美しい光沢となる。ピンクのようなブルーのような、角度によって色の輝きが変わる。オーロラカラー?ユニコーンカラー?好き。
昨年秋に買ったファンデーションがちょっとマットで、もっと艶やかにならんかな、パウダーのハイライトだとなんか毛穴やらシワやら目立つんよな、と思っていたので。
これを仕込むと程よくつやんと現れる。崩れにくい気もする。乾燥もしない。メイクの上から塗れるというのがまたよいのではないか。追いツヤ。
真夏のメイク直しにイハダのパウダーと共に活躍してくれそう。

・セザンヌ グロウスキンベース
これアリーと迷ってどっちかにするつもりで、アリー買うことにしたのに売り場に戻すの忘れて買っちまった。いいの。使うの。これは激しめのツヤ。若干ゴールドっぽいパール感でまさに発光。気をつけて使いたい。ほっぺの赤みがあるときはアリーのピンクみよりこっちがいいかもしれない。

・セザンヌベージュトーンアイシャドウ06 ピーチベージュ
どうしてもね、ピンクが塗りたかったの。
似合わなくても後悔しない。748円だもの。

・ヒロインメイクプライムリキッドアイライナー05 モカグレージュ
ほんとはデジャヴュの「密着アイライナーアッシュトープ」が欲しかったがなかったので。筆ペンタイプのリキッドなので目尻のラインが綺麗に描ける。


セザンヌのピーチベージュ

この「セザンヌベージュトーンアイシャドウ06 ピーチベージュ」
買ってよかった。こちらのシリーズはYouTube先生たちの評判もよく、買ってみたかったがいわゆる普通のブラウン系のパレットは買うに至らなかった。でもこのピンク748円。長らく渇望していたモーヴ系アイシャドー欲をひとまず満たしてくれるのではないか。
意外にも左下のピンクがこの53歳のまぶたにもしっくりなじんだ。左上のラメは桜吹雪のようで綺麗。誰にも会わない日にこっそり盛りたい。にまにましながら塗っている。

これだけわーっと買って1万円ちょいですよ。必要経費。
たとえばその資金をデパコスのアイシャドー購入にあてるという手もあった。でも今は、ドラコスプチプラをわーっと買いたかった。
どんなに美しいデザート一皿よりも、街の定食屋のカツ丼を腹一杯食いたかったのだ。満腹満足。そういうものでしか満たせないものもある。

こうやってね、メイクのことばっかり考えてね
プチプラコスメを買ったりしてね
手鏡の、
目の前のまつ毛とか眉毛とかまぶたとかばっかし見てね
なんと利己的な、と思うよね
自分でもそう思う。自分のことばっかりってね。

もっと人の役にたちたい
人のために働きたい
当然そう思うし、そう努力してるつもり
だけどね

まずは自分が大丈夫でないと、人のことなんてできないんだよ

これはケア。レスキュー。手当て。ご自愛。
誰かにしてもらおうなんて、50過ぎたら思わないからさ
自分でするんですよ。
そしたら人にちょっとやさしくできる。まずはそこからだね。


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