父が言った忘れられない言葉。
我が家は去年と今年の2年連続で、ツバメが来てくれています。
去年は6羽の雛が巣立ちました。
私の出身は福岡。私の実家付近はツバメなんて飛んでおらず、岡山で初めてツバメを身近に見ました。
ある日、ツバメは急に巣を作り始めました。
壁にどんどん巣を作っていく。
私は正直驚きと動揺した部分もありました。
昔から「ツバメが来る家は縁起がいい」とは聞いていたけど・・・
「嬉しいけど、糞の掃除とか大変そう・・・」と頭によぎったのも事実。
そして我が家はまだ築浅。(ツバメちゃん、ごめんね)
父がツバメが巣作りを始めた時に言った言葉。
その日偶然父が遊びに来ていました。
ツバメが巣作りをしている様子を見て言った言葉。
それは・・・
「巣をやっと作れたんやな~行く場所がなかったのかもな~」でした。その時の父の表情は何ともあたたかく、私はあの時の父の表情を死ぬまで忘れたくないなと思いました。
ハッとしました。
私は今現在のことしか考えられていなかったけれど、父は我が家に来てくれた背景までも考えていたのです。
子どもは「ツバメさんが来た~!!」と大喜び。
帰宅した夫は「更ににぎやかになるな~!!」でした。
穏やかな家族に感謝です。
ツバメも人間も色々あるよね。
父が言った通り、ツバメさんも我が家に巣を作り始めるまで色々なことが起きたと思います。
実際、去年は巣をカラスから壊されてもまた再築して(おそらく別のツバメ)雛が生まれたり・・・生まれた雛をヘビが狙おうとしたり・・・(これは本当に驚きました)
見ているこちらも結構心がそわそわします。でもこれも自然界の現実。
生まれた雛は雛で、もちろん個性があります。
みんな飛ぶ練習を始めてどんどん巣立っていく中、飛ぶことが苦手な1羽。みんなが巣立った中、残り1羽が1週間程飛ぶ練習を1人で頑張り巣立っていく・・・。(みんなが居なくなった時の気持ちや、1人で頑張っている様子は感動しますよ)
みんな人生いろいろなことが起きます。
良いことも悪いことも・・・。
でも、そんなもんです。みんな言わないだけで、色々あるのです。
残されたツバメさんって、あえて残ったのかもしれない。
本人しかわからないこともある。
でも、それはそれでいいんじゃない?正解ってないんだから。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。
介護福祉の職員の皆さんいつもありがとうございます。
では、また金曜日♪
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