見出し画像

災害の多様性「地球太陽化その1」


「地球の太陽化」

子どもの頃、常につまらないことばかり考えていました。実は今でも同じです。

宇宙というのは、巨大な生物の原子・分子の集合体で、その原子・分子は宇宙の星々なのだということです。もちろん地球もそのうちのひとつです。太陽に月に数々の惑星群・・・それらは実は地球の未来の姿なのだと考えていました。つまり、現在の地球には空気があり、まあまあの自然によって人間が生活できていますが、将来は空気も木々もなくなり月や火星やその他の星のような姿になってしまうのだ・・・と。あ、星々のことについては全然知識がありませんのでごめんなさい。

ところが、最近になって、もっと恐ろしいことを考えちゃいました。毎年厳しくなる夏の熱波・・・燃えるような気温は異常です。まるで太陽のようではありませんか?

もしかしたら、太陽は地球の未来の姿なのではないか? という考えです。世界各地の火山活動が活発になっているように思えます。最近ではアイスランドで火山が噴火しています。

地球の構造は、地殻、マントル、核です。マントルの下にあるのが核です。 核は地球の中心にあります。 核は、内核(内側の核)と外核(外側の核)の2つに分かれています。 内核は、半径が約1400kmの硬い塊で、その塊を、厚さ約2100kmほどのドロドロの溶岩のようなものに包まれています。これが外核です。ドロドロのものはマグマです。地球の中心は高温の外核なのです。マグマが火山噴火で吹き出すことはよくありますが、それにしても、地球全域で気温の高温化、火山噴火、地殻変動による地震、地表の温暖化による大気の異常現象・・・何だか地球は危険な状況下にあるのだと思うのです。

マグマがマントルを浸食してマントル全体がマグマ化して、地殻が燃える・・・地球の太陽化です。

そんな妄想をしながら熱波の中に暮らしているのです。

「蛇行する偏西風」

先週は、イタリア、新疆ウイグル自治区、アメリカのデスバレーなど世界各地で40度を越えて50度以上を観測した国がありました。

赤道の付近に暖まった空気があります。温暖化による現象のひとつだと言われます。今年に入ってエルニーニョ現象が観測されて赤道付近の海水温が上がりました。

赤道付近の海水温が上がったことで、冷たい空気と暖かい空気の間を通る「偏西風」が大きく蛇行するようになりました。偏西風が大きく蛇行すればするほど、蛇行した部分に熱い空気が溜まりやすいのです。

偏西風によって発生した熱い空気がピンポイントで入った場所は、10日間ほどは大変な酷暑になるそうです。もちろん日本もその中に入っています。

そのためにギリシャやイタリアといったヨーロッパ各地では熱波による山火事が発生しており、大きな被害も発生しています。本日(2023年7月26日)は、山火事鎮火のために消化剤を積んで飛んだ飛行機が墜落する事故も発生しています。

ギリシャでは毎年のように山火事が発生しており、「地球の異常事態」と言えるでしょう。

地球の太陽化が現実となる日も遠くない気がします。

「できる限り熱波から守る」

てなことを書きながら、また宣伝に入ります。

熱波の中で作業する方々は大変危険です。特に高所で作業する方の頭部は注意が必要です。作業ではヘルメットをかぶらなかればなりませんが、熱波の下ではヘルメットの中は蒸れて大変な温度になります。

ミドリ安全のサイトを見ていたら「遮熱ヘルメット」というのがありました。ヘルメットに「輻射熱を反射する加工」を施したものです。以下にミドリ安全ドットコムサイトから転載します。

直射日光などを受けてもヘルメット内部の温度が上昇しにくいように、ヘルメットに「輻射熱を反射する加工」を施した夏の作業に最適なヘルメットです。遮熱効果のある素材を、原料段階で練り込んだヘルメット、帽体表面に塗装したヘルメットの2通りがあります。ヘルメット内部の温度上昇を抑えることで、作業員への負担を軽減することができます。着用される方がこの季節をより安全・快適に働ける遮熱ヘルメットをお勧めいたします。

ミドリ安全ドットコムから

遮熱効果のある素材を原料段階で練り込んだものと、ヘルメットの表面に遮熱効果のある素材を塗装したものの2種類があります。

いろいろなモノがあるんですね。恐れ入りました。

もうひとつは「安全靴」です。これも作業中には蒸れて靴の内部は高温になります。ミドリ安全が行なった34度気温下での「温度変化調査試験(2020年の調査)」では、人工皮革製(ネイビー色)の安全作業靴では靴内部の温度が49度にもなりました。本革製のプレミアムコンフォート安全靴の黒色タイプは47度でしたが、同製品の白色タイプでは、靴内部の温度は37度でした。10度以上の差があるのです。

白色は熱波を反射してくれるのですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?