見出し画像

ペン回顧

漫画家のkazeさんと梅熊さんの「ペン先」に関する記事を読んで、強く影響されて、メ○○リからペン先を購入しちゃいました。安かったんです。

上がゼブラ、下がタチカワのペン先です

ボクは漫画家の道を諦めて40年以上になります(といっても4作品くらい描いて投稿しただけですから、漫画家目指したとは言えないかもしれません)。それでもたまにはペンでガリガリ線を引っ張っていたんです。んで、さらに突然、最近になってペンによる線に対する気持ちが強くなってきたんです。

文房具屋さんでボールペンやサインペンのお試し書き用紙が置いてあるじゃないですか? んで、それにガチャガチャグチャグチャって試し書きの線が描かれているでしょ? あれが非常に美しいと思っていたんです。芸術的だとなぁなんて思っていたんです。

ガリガリと線を引く

んで、それを自分でもやってみようと考えて100円ショップでボール紙買ってきて、それにガリガリと線を描いていたんですが、文房具店の試し書き用紙とは違って全然芸術的にならないんです。意識して線を引っ張っているからだと気づきます。

文房具店頭の試し書き用紙は、皆、色々な人たちがそれぞれの筆圧で無意識でガリガリ線を引っ張って書き味をみているだけですから、そこに無意識の芸術ってのが生まれるんでしょうね。

線の集合体というのは必ずしも芸術的になるわけはないのですね。それでも線を描くのが快感なのでガリガリ描いていました。そこに色紙貼ったり、切り貼りしたりしているうちに、見た目がそれらしくなってきて、アクリルガッシュやコピックの類いで色を付けて、それらを突き刺すように線を引っ張って金属のペン先からインクが出てくるのを見て「ああ、すっきりする」なんて変態的な快感に浸るんですね。本当に変態(笑)。

そもそもボクはデッサン音痴、パース音痴なので、描きたいモノのカタチを再現できません。それで線だけ引っ張って自己満足させるのです。

早速、線を引っ張ってみようと思います。kazeさん、梅熊さん、ペンへの回顧に目覚めさせていただき、本当にありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?