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夢日記「定期購入」

母と妹と僕がいる。
母は7年前に死んでいるのに、いまだに夢に現れる。
雨が降っている。合羽を着た痩せた女性が本を届けに来た。
それはアウトドア雑誌で、定期購入する初回だったが、付録に携帯コンロが付いていて19000円もする。
雑誌は雨で少し濡れている。
妹が払うが、僕を睨んでいる。
僕の家の生活では金に困っているが、母と妹は困っていないのに…。
でもそれでは妹たちに買ってもらうことになるな。
どうするか?しかし、10000円以上もするものは買えない。
妹たちにも負担をかけられない。
親不孝、妹不幸を繰り返してきたので反省する。
仕方がないので、やんわりと断ることにする。
僕が「次号から定期購入します」と言うと、妹が慌てて止めて「隔月刊だから、次々号からだよ」と言う。
隔月刊だから次号は次号じゃないかと思うが、面倒なので「そうだね」と言う。
まあいいや。
事情を話すと、本を配達に来た女性も納得してくれている。
でも、彼女は売れなかった雑誌を持ち帰ったら雇用主に怒られるのではないか?少し心配する。

すると、玄関のチャイムが鳴る。
目を覚ます。ガバッと跳ね起きて玄関に向かう。
妹が買ってくれた敷き毛布が届けられたのだった。
なんだ、現実にも妹に負担をかけているじゃないか。

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