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Uターンした。推し活がすこぶるいい感じであります。
関西に引っ越して来て間も無く3ヶ月がたつ。
仕事も始まりバタバタと忙しい日々を送っているが、今のところUターンは大正解だったと思える。
どちらかというも私は置かれた場所で咲くのが得意な人種だと思う。
いや、咲いているのではなく浮遊している感じかもしれない。
昔から離れた場所や人への執着があまりなく母親からは時折冷たい女だと言われていた。
沖縄で過ごした日々の後半はコロナ禍で、人と合わない癖がついて、外に出るのも億劫になり、どこにいても変わらないような日々を過ごしていたのも大きいのかもしれないが、ロスや帰りたいという気持ちは全くない。
関西に引っ越して来て何が良かったかというと、推し活のハードルがグッと下がった事だ。
沖縄は推し活不遇の地だと思っていた。
まず日テレ系の放送枠がない。
ZIP!やDayDayやヒルナンデスなどを見る事が出来ないのだ。
大人気の水卜アナの知名度だってきっと低くて、私は最近ミウラと読む事を知った。
ここだけの話ナ◯ちゃんは全然テレビで見ないからウッ◯ャンに比べて仕事がないと思っていたら、こんなにも毎日仕事していて、こんなにもお茶の間の顔とは!(ごめんなさい)
我が推しは日テレから愛されまくっている為、この現実はあまりにも苦しかった。
映画の放映や番組の放送など“一部地域を除く“とかかれているものは大抵一部地域に含まれていて見れない。
テレビ誌だって大きな書店にいかないと見れないものだらけ(売っているのは関東版なので番組表としての用途は果たしていない)
イベントや舞台など飛行機に乗らないと見に行けない。
など日本にいながらも色んな事が蚊帳の外で虚しくなっていた。
綺麗な海や温かい人たちなど変え難い素晴らしいものがある地域ではあるが、オタクになった今の自分には厳しい場所でもあった。
それがこちらに住んでからまるでパラダイスなのだ。
推しの写真で飾られたポップアップストアに行ったり
![](https://assets.st-note.com/img/1719187689873-Tr7CDa0sI5.jpg?width=800)
推しの写真が貼られた電車に乗ったり
![](https://assets.st-note.com/img/1719187737135-zZGBjDNdVu.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719187737710-Me3XBTkeZb.jpg?width=800)
大きな看板に出会えたり。
![](https://assets.st-note.com/img/1719187757547-vu3fRmnJTd.jpg?width=800)
これまで指を咥えて見ていたような光景が目の前に広がっている。
舞台を見に行くにも電車で行けるので憧れの複数回観劇も果たした。
![](https://assets.st-note.com/img/1719203757521-pVyrhD1gjZ.jpg?width=800)
ドラマ展だって複数回行けちゃうとか夢のよう。
![](https://assets.st-note.com/img/1719203806468-zNKTkfotke.jpg?width=800)
来月にはファンミーティングが待っている。
沖縄に住んでいたら2ヶ月連続遠征なんて出来なかっただろう。
でかした!私!
Uターンをしようと思ったきっかけは、表向きには今後訪れるであろう介護の不安だったが、頭の中には推し活の事もあった。
両親が体調を崩しやすくなる→帰省にお金がかかる。
子ども達が大きくなる→学費がかかる。
私達も歳をとる→バリバリ働けなくなる。
そんな環境で1番に削られるのは娯楽だろう。
舞台を見に遠征なんて行けなくなるのかもしれない。
思うように推し活が出来ない、子どもも冷たくなってくる、夫との会話がない、推し活に逃げたいが思うように活動できない。
そんな無限ループは容易に想像できる。
そうだ!ハードルを下げよう!
てな訳である。
私は低いハードルを敷き詰めて飛ぶのが好きだ。
じわりじわりと長い時間をかけてなんとかこぎつけたUターン。
最初はあまり乗り気では無かった夫も、友達と飲みに行ったり、サッカー観戦に行ったり、色んなライブのチケットを買ったりして「関西やっぱり便利やな!」などと喜んでいる。
私は推し活がしやすそうな仕事を見つけるというミッションもクリアしたので、映画公開日やドラマの番宣ラッシュなどに合わせて休むことが出来そうだ。
年甲斐もなくワガママな条件をぶら下げての職探しは困難な事もあったし、おばちゃんのくせに贅沢言ってるんじゃないよ!なんて頭のなかのもう1人の私は諦めかけていたが、滅多にない転職のチャンスだもの、ブレずに探し続けて良かった。
子どもの事は色々心配もあるので心苦しさはありつつも、ママがご機嫌じゃないと子ども達も幸せじゃないはず!先を見越したら絶対いい選択!などと自分に言い聞かせている。
せっかくの人生だもの。
これからもご機嫌の種を撒き散らして生きていきたい。
そんなこんなで楽しい日々を過ごしております。
今日もいい日でありますように。
曇りのち晴れ
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