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【過去ライブレポ】2019.3.22(fri)Zher the ZOO 14th Anniversary 3月のハレチカ〈day 2〉

2019.3.22(Fri)
Zher the ZOO 14th Anniversary
3月のハレチカ〈day 2〉

テッペイさんがLOOP LINE PASSENGERのベースサポートというので観に来ました。
試聴してみて好きな音楽だったので楽しみにしてきましたが、期待以上でした!
ベースどんな人?あ、テッペイさんだった!みたいな感覚にすら。

このきっかけで出会えて良かった!

実はwilberry初めて見ました。
それこそ20年前から知ってるバンド名なのに。
で、やっぱスゲー!ってなりました。17歳だったらイチコロ(笑)だなと。好きなバンドは年上が当たり前だったし。
当時次々と出てくるバンドは、ちらほら同世代になってきて、年上のバンドに興味が薄れていたからな…

当時聞いてたら好きになったかどうかは?
今日こそが、良いタイミングだったのでしょう。
最初の音が鳴ったときから、かっこいいってわかった。
今まで色んなバンドを観てきて、極端に言えば格の違いっていうのを感じた。それくらい衝撃だった。
あれほどCD買ってと言われたそばから忘れるくらい…orz

以下加筆

LLPはDQSのメンバーである松井香趣望さんが所属しているバンド。
DQSでは馴染みのある、かすみちゃん個人のドラム今回観るきっかけが出来て良かった。
高畠俊太郎さんという先輩率いる大人なオルタナティブポップバンドで、試聴してみたら好きな感じでした。(おじさん所帯バンドになぜ若い娘のドラム? という謎は拭えないが、今はあまりそういうの関係ないのだろう)
何でもテッペイヤンがこのバンド大好きで、やらせて下さいと志願したそう。
曲を聴いてみて、こういうのをテッペイヤンが弾くのか~と今までとは違った期待をしたけどちゃんと弾けるのかと一抹の不安もありつつ。
いざライブが始まってみると、ちゃんと彼らしく弾いてましたよ。大好きなだけあって楽しそうでした。楽しくて、ベースどんな人? あ、テッペイヤンだった!みたいな気分になった。
かすみちゃんも楽しそうに頑張ってて、いい雰囲気だなと思った。
やっぱりDQSで一緒にプレイしているから、安心感もあったし息も合わせやすいようで。
ドラムでカウントとったり、締める曲だと高畠さん達がかすみちゃんのこと見守るような感じになるのも良い。
なんかほっこりしたステージだった。
大人が自然体で楽しめるバンドといった感じで好きになり。
CD買いました!
メンバー皆さんにサイン頂きましたが、テッペイヤンのサインは初!だそうですよ(当たり前か)
DQSのときは挨拶どまりのかすみちゃんとたくさんお話できて楽しかった。

そしてトリはジョウ先輩率いるwilberry…
それこそ20年前から知ってるバンド名よ。
Hi-5とも親交が深いし、ジョウさん個人は観たことあるよ。
今まで、観る機会いくらでもあったのに、驚くことに今回が初めてで。

もう、佇まいからして違う筋の通った、ベテランの余裕醸し出す格上のバンドなんだよ。
最初の音鳴らした瞬間、こりゃヤベーかっこいい!って感じでした。
フロアに余裕ある小さいライブハウスで演奏してるのが不思議なほどのロックスターぶり。
私が17歳だったら飛びついてた!
っていうのは17歳のときは、バンドは年上が当たり前で、私こういうこなれた大人のバンド大好きだった。

でも、彼らがデビューした20年前は、次々バンドが出てきて、ちらほら同世代もいた。

ジョウさんはこの日、デビュー当時の昔話をたくさんしてくれた。
ジョウさんいわくデビューが遅く若くなかったというので、私はあまり目を向けなかったのだと思う。
そして程なくしてHi-5に出会い、視界から外れていった。

終演後、ジョウさんにお話したんです。
「昔から名前知ってるけど初めて見ました。やっぱすごいんですね、カッコよかったです! 昔見てたら好きになったかどうかわからないんですけど…」
「ん? じゃあ今好きになってくれないの?」
「いやいや! 好きですマジでカッコいいです」
半ば強制的に言わされた感…

でも今回観ること出来て良かった。
だって聴かないままスルーしてたらもったいなかった。20年間見ずに後悔なんてしてない。今がタイミングだったと思うから。

テッペイヤンと写真お願いしたら、今日もお客さんのオダさんを入れようとする。先月のDQSの時はオフだからと拒否ったオダさんだけど、今日はしぶしぶながら入ってくれた。
そしたら急にジョウさんが割り込んできた。
するとテッペイヤン「ダーサンのつもりで」って引き入れた結果、案の定ロックスターを囲んだ一枚になってしまったオチ。

確かに、ダーサン(タケダナオキ氏)と、ジョウさんは兄弟以上に似てる二人っていう鉄板ネタだよ。
だけど、ジョウさんはジョウさんなんだよね。
ステージを降りてもロックスター然としてる。
そこが違うとこ。

先月も思ったけど、テッペイヤンが私のことを今でもHi-5のファンとして慮ってくれることを、少々申し訳なく思う。
私はテッペイヤンを観に行ってるので、お客さんとして来てるオダさんも一緒に撮りたい訳ではない。オダさんが、一回は拒否したのは当たり前だと思う。「いずれ揃う日が来るから」って。
テッペイヤンのその気持ち、ファンに対して誠意を示そうとする姿勢からだと思うから、私はファンとして彼の意志を汲んで、甘えようとしている。
今回のように、先輩のジョウさんを「ダーサンの代わりに」なんて、私からしたら恐れ多いけど、そこはジョウさんとテッペイヤンの仲でOKなんだよね。

バンドには気軽に近づけなかった昔では考えられないような、気の遣い方だと思った。
ライブに通ううち面識が出来て、人付き合いになってきて気づいたけど、こんな些細な一面も、Hi-5の音楽には入ってると思った。

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