M-AGE 3rd album 『INTERFACE』


先日、M-AGEの全曲が配信になりました!

もう聴けないと思ってたEPが聴ける喜び!




ベストだけではバンドの全貌までは見えなかった。

そこで、今回はサードアルバム「INTERFACE」の感想。
全体的な印象は壮大、完成度の高さ!
talk aboutで「解放」がテーマのコンセプトアルバムと知った時から、通して聴きたかった。
サブスクでは好きな曲だけ聴ける時代だけど、通しで聴いてこその圧倒的な世界観とストーリー性。まるで長い旅路を巡るような。
当時、耳では覚えてたけど、ここまで深くは考えてなかったと思う。

05.「earthache」地球に対する優しい愛。サビも印象的。

08.「dream all day」
おそらく日本のバンドで初めて聴いた、ギタリストがリードボーカルのドリームポップ!最早トラウマレベル😳
サビとかめっちゃ覚えてる…!
のちに私はこの類いのバンドを聴き漁り、誰の曲か記憶が混濁していた。他ならぬM-AGEのミヨさんの曲だと思い出し、ああコレが元凶か…と思ったりもした。
ミヨさんの言葉を借りるなら「悶絶」(笑)
憧れのお兄様ギタリストに、内省的な歌詞をスイートな歌声で聴かされて平常心でいられる訳がない!
もちろん、12.「cry for the moon」もヤバい。自分だけに明かしてくれてる?という錯覚。その画を想像してみると…
というか無自覚でやってるとしたらものすごく怖い!
例の「TALK ABOUT…MUSIC #01」を読んでから、こういう人じゃないとなかなかここまでのもの作れないよな、なんて思ったりした。

13~15はどんどん解放に向かう流れを感じる。
でも、全曲聴き終わったらまた最初にリピートしたくなる。
私はそんなアルバムを名盤と呼ぶ。

多分、当時の私は半分も彼らの魅力を理解していなかった。できていなかった。
再会までずいぶん待った。
でも戻ってきてくれた。
今なら分かる。
今がそのタイミングだったんだ。


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