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2023年 別れの年

いつもその年の総括は、大晦日に黒豆煮ながらとか、年末ギリギリに書いていたのですが、今年はとにかく早く2023年という年を締めてしまいたい、という思いで書いています。
2023年は、新年早々から精神的に辛い出来事が次から次へとやってくる年でした。

年が明けて少しした頃、良かれと思ってかけた言葉で相手を傷つけてしまって、言葉を発することが怖くなり、大好きだったツイッタでうまく呟けなくなり、それどころかタイムラインを見るだけで動機がするようになってしまい、しばらくツイッタから離れることにしました。

けれど、私にとってツイッタは元気のもとであり、そこから離れることもまた辛くて、そして立ち上げたのが雑談アカウントでした。
そこはとにかく、自分の大好きなものだけをフォローして、自分が癒やされるタイムラインを構築したら、やっと少し息ができるようになり、そこで少しずつ呟く練習もしていました。

そしてなんとか気持ちを立て直し、ツイッタの本垢でも呟けるようになってしばらくしたのち、我が愛鳥、マメルリハのまめが、突然虹の橋を渡ってしまいました。
本当に突然すぎる別れで、実はまだその事実もうまく受け入れることができていません。
タクシーで病院に連れていく間、まだとても暖かかったまめの体温が、少しずつ私の手のひらの温度と同じになっていくのを感じながら、だいじょうぶ、だいじょうぶ、もうすぐお医者さんに着くよと撫でていたときの、まめの柔らかな羽の感触が、未だ頭から離れません。

いつも当たり前に私のそばにいたまめの存在感はあまりに大きく、あんなに体は小さいのに、私の心に空いた穴はとてつもなく巨大で、そのあと、泣いてばかりの日が続き、食欲もなくなり、何もできない日が続きました。
けれどずっとこんな状況でいていいはずがないと、まめを思い出してまだまだ泣いてしまうけど、必死に笑顔を作り、頑張って日常を取り戻していきました。

まめの悲しみがまだ消えないうちに、今度は長年大切にしてきたものが、ガラガラと音を立てて崩れ去る出来事がありました。
プライベートなことなので詳細は書けませんが、人生で最大級に落ち込んでしまって、食欲が落ちるだけでなく、大好きだった甘いものを食べると気持ち悪くなり、コーヒーは飲むと胃が激しく痛み、夜は眠れず、辛い出来事ばかりフラッシュバックし、何もしていなくてもふと気がつくと涙が溢れる状態が続きました。
創作も一ヶ月半手につかず、さすがにこれはやばい、と自分でもわかるほどの落ち込みで、メンタルを立て直すために、何冊かセルフケアの本を読み、とにかく自分を救うために、必死に時間を使いました。

去年あたりから過去の自分と向き合うこともしていて、なんかちょっと、これまでの呪いが可視化してきたなと思っていたところに、その呪いを隠すようにふわふわしていた魔法も解けて、いろいろ見えてきました。
なので、ちょっと遅いけど、ここが人生の転機なのだと思うことにして、そうして少しずつ回復し、創作活動も再び始めました。

それ以外にも、今年はプライベートで不安材料がいっぱいあって、本当に試練の年だなぁと思っていました。

そして。
最後の最後で、私の人生の最大の推しである、敬愛するKANさんが、別の星に旅立たれました。

ね。もう、今年、早く締めちゃおう?
そうなるでしょ。これ。

私の心の支えがどんどん消えていく。

よく泣いた一年だったなぁ。
現在進行形で今もずっとめそめそしてるんですけど。

KANさんファンと繋がれる場所があってよかったです。
皆さんのKANさんとの思い出や、楽しいエピソードに救われる毎日です。

KDPをはじめて10周年の今年に、新作を出すことを目標にずっと頑張って書いてきましたが、新作は来年出版予定です。
今は表紙絵を頑張っています。

来年は良い年になるといいな。

ちなみに、去年の総括を読んだら、2022年は感謝の年で、とても明るく楽しい内容が盛りだくさんでした。
そこで来年の目標に「来年こそは『今度君に逢えたら』の続編を完成させたいです!」と書いていたので、一応、頑張れた年だったのではないかなと思います。

それでは皆様、少し早いですけど、良い落としを。
また唐沢年明けに!

(と言いつつ、まだ今年noteは書くと思いますが!)

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