【雑記】袷の着物

 10月も半ば。日が落ちるとさすがに涼しいですが、日中は半袖で過ごすことのできる日が続いています。

 着物は10月から「袷(あわせ)」という裏地のついた着物に衣替え。まだ少し暑いですが、着物で秋になったことも実感です。

 ここ2年は出かける機会自体減っていたので、帯の結び方を覚えてみようと家の中で着ていたほかは、『気分だけでも...』とお正月に着て、あとは片手で数えられるくらいしか着ることがありませんでした。なので、着物でお出かけできることが、とても嬉しいです。

 自分でなんとか着ることができるようになっても、初めの頃はやはり着物での外出は特別で、「外で帯がほどけたら...。気崩れしたら...。」と恐怖ばかりでしたが、今ではご飯を食べに行ったり、落語を観に行ったりと、ひとりでふらりと出かけられるようになったことを考えると、いろいろ失敗もした当時がとても懐かしく思えます(笑)

 着物が特別な時に着るもの。という意識が少なくなり、どちらかと言うとカジュアルな場で着ることが多くなりましたが、少しおしゃれをしてテーブルマナーで行くような素敵なお店にも行きたくなりました。
 小物を揃える前に、緩くなっている草履の鼻緒も直さなくては!

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