【雑記】繋がらないようなことが繋がる不思議。

 いつの頃からか鳥獣戯画に興味を持ち、その絵柄のものを見つけると手に取るようになりました。初めは、擬人化された動物が可愛い。とか、筆で描かれた絵が素敵。とか、そんな理由で好きになったのだと思いますが、よく覚えていません。

 有名な場面しか知らなかったため、今年、東京国立科学博物館で開催された特別展『国宝 鳥獣戯画のすべて』に行くために予習と思い、初めて関連書籍を読んだのですが、これがとてもおもしろかった!全巻の構成や所蔵されている高山寺のこと、未だ謎に包まれている部分の考察など。どれも興味深い内容ばかりでした。

 予習と当日の音声ガイドで、より深く展示会を楽しむことができましたが、思わず「これは!?」と思った場面がひとつ。兎と猿が、馬の代わりに狐と鹿に乗り競っている場面なのですが、よくよく見ると、走りながら猿が兎の耳を掴んでいる...。これを見た時に、何年か前のmotoGPで、相手のブレーキを握って妨害した選手がいたなぁ、なんてことを思い出してしまい、思わず笑ってしまったことを、今はmotoGPを観ながら思い出しています。

 鳥獣戯画の時代と現代と、あまり変わってないのかもしれませんね。笑

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