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自己啓発・コーチングセミナーの罠 その2

こんにちは!
ブラジル🇧🇷大好き💖くみこamobrasilです🥰

自己紹介はこちらです!

テーマは前回からの続きです。

その後30代のとき、テレビで江原啓之さんと美輪明宏さんの「オーラの泉」という番組が始まりました。

いわゆるスピリチュアルブームの始まりです。

スピリチュアルブーム的なものは70、80年代にアメリカでも起こっており、その後静かになってはまた流行る、というのを繰り返しているようですが、
まず前提として私はスピリチュアル的な考えは自分の中にあります。

小さいころからなんとなく、見えない存在であるとか、因果応報的なものとか、人から感じる何か、とか、直観的なものとか、パラレルワールド的なことを妄想してみたり、夢の中であっちの世界とこっちの世界を感じてみたり、これらはただの妄想や思い込みと言われればそれまでなのですが、

あとは哲学の分野にいってしまうと思うのですが死生観とか、そういったものも持っています。

小さいときに親戚のおじさんの臨死体験の話がとても面白かったり、父が見た心霊体験とか(今思えば父は霊感あったのかなと思います)を聞いたり、年上のいとこから怖い話を聞かされたり(笑)、あと私自身8歳ころ少し精神不安定で、家に一人でいるのが怖かった時期がありました。

学生の時も霊感の強い子が友達にいたり、大人になってからもそういう知り合いが自然と増えてきました。

さて、話しは戻りますが、30代の時、一緒に音楽を始めた女性(Aさんとします)がヒーリングができたり、スピリチュアル的なものに詳しい方だったのですが、
時々それに付随して癌が治ったという飲む用の粉について(いわゆるネットワークサービス)やコーチングセミナーの話をしてきました。

私は胡散臭いと思いつつ興味津々だったので、とりあえずそのコーチングセミナーの説明会に行って話を聞いてみようと思い、Aさんに行ってみるかもしれないと伝えてからいきました。

あいにくその日はAさんは沖縄の離島に行っていたので私は一人で参加したのですが、ほかの参加者たちはすでにセミナー紹介者と同伴で来ていました。

セミナー説明会は主に現在参加している人の体験談だったと思うのですが、みなさんとても素直に話をされていて、たとえば、自分は営業職だが自信をもってお客様に商品をお勧めできなくて、でも今は少しずつ自信をもって営業ができるようになりました、的なもの、で、
参加してから劇的に人生が変わりました!的な誇張したものではなかったので好感は持てたのですが、違和感がありました。

説明会の最後の最後は
連れてきた人(紹介者)が同伴者に、
「自分はこんなふうに勇気を持って自分をさらけだしたけれども、そんな自分を信頼してこのプログラムに参加しますか?」と誘いかけるようなものだったような気がします。


こうやって断りにくい雰囲気を作るんですよね。。。

私は同伴者がいなかったので、
「考えます~」的な感じで逃げ出したのですが、
後からAさんから
「どうだった?どうだった?」としつこく聞かれました。

私はお断りしたんですけど、
理由としては

そのセミナー会場の空気というか内装というかエネルギーというか、が灰色に感じた

すでに参加している体験談を話す人の目(エネルギー)に魅力を感じなかった

よって、お金を払う価値を感じなかった

です。

あとはAさんから
「どうだった?どうだった?」としつこく聞かれたことで、


私が入会したらあなたにマージン入るんじゃね?

と思ってしまったんですよね。

私にとって良いセミナーだから紹介する、と言いつつ、
結局自分が得をしたいんだろうな的なエゴを感じてしまったんです。

というわけで、私は説明会どまりだったのですが、

その後Aさんともう一人ギタリストの男性と私の3人のライブに
私の古くからの友人が来てくれました。
この友人というのが、実は昔から占いやらヒーラーやらやっているのですが、
ライブ後私に、

「こんなこと言うのあれなんだけど、
あの女性(Aさん)とどうしても今後も一緒に音楽をやらないとダメなのかな?」

と聞いてきたので、

どうして?と聞いたところ、

「気を悪くしないでほしいんだけど、
あの人(Aさん)すごく波長が低いからなるべく離れた方がいい」

というようなことを言うんですよね。

私はAさんについて友人に詳しく話していなかったので、

「えっ!Aさん、ヒーリングとかやっててヒーラーの資格も持ってたりするみたいなんだけど。」

と言ったら、

「資格もってるのと波長は関係ないから。
あの人のお客さんもみんな波長が低い。
さっき、握手されそうになって、ヒィーーーーって思った。」

と言って、

なるほど、、、、、

と腑に落ちることがいろいろあったので
そうか、少しずつ離れようかなと思っていたら今度は、

その時一緒にライブ演奏していたギタリスト(男性)が、
「くみさん、僕もうAさんとは音楽の仕事したくないです。
なんか、僕の彼女の精神が不安定だから心配だとかなんとか言ってきて、
何かに誘おうとしていい気分しなかったので、
もうあんまり関わりたくないんです。」

と聞かされました。

あ~~~、なるほど、、、、とまたもや思いつつ、

Aさんと2人で次のライブが決まっていたので、とりあえずはそれはこなそうと思い、そう友人に伝えたところ、

Aさんと離れるまで持っていた方がいいという魔除け的な石をもらいました。(笑)

その後、Aさんからもライブやりましょう的なお誘いもなく、自然と離れたのですが、
スピリチュアルとネットワークサービスと自己啓発系のコーチングセミナーってめっちゃ密接に関りがあるんだってことに今更ながら気づいて(笑)


こういった自己啓発系セミナーの派生について詳しく書かれている方がいるので貼り付けておきます。

第1章 第1節 自己啓発セミナー概要 | 自己啓発セミナーの語られかた~集団内の自律と他律をめぐって (ameblo.jp)

もともとはアメリカから始まって日本にも入ってきたのですが、早々とアメリカでは下火になっていったようで、
日本ではまだ需要があるようで続いているようです。

次回に続きます。




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