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「仕組み」が無駄な業務を発生させる

今日のテーマは「仕組み」。私がいうしくみというのは、何かをするときに前提となるルールや、システム。基礎となる物事のことです。最近、無駄だと思われることをするたびに、仕組みについて考えています。

例えば家事。

うちは1階の物件でかつ古いので、年中湿気との闘いなんです。ほぼ毎月、湿気取りを置いて変えての繰り返し。いろいろ考えた結果、充電式の除湿器を買ったのですが、それも根本の解決にはなっていません。

つまり家の場合は、二重サッシにするとか床下断熱をするとか基礎の部分を解決しないと、エンドレスでこの問題は続くわけですよね。

同じように、子どものおもちゃの片づけなども、仕組みを作っていないと片づけられないとか。家事導線が悪いと効率が悪いというのも、仕組みで解決できそうですよね。

そう考えると、仕組みが悪いばかりに無駄なことをしていないか。仕事においても、いろいろな場面で点検が必要だなと最近感じます。

編集業務においても、仕組みがない(または雑)なために表現が属人的になりメディアとしての統一感がなくなるとか、ライターさんが困惑する、良いライターさんが集まらないなどといった負のサイクルもありそうです。

また、テレワークやDXなどを進めるために、SaaSやクラウドサービスを利用する企業は増えています。でも自社の仕組みがそもそもおかしいと、うまく使えないという事例も多くあるんじゃないかと思います。

仕事と育児の両立も仕組みで解決できる部分は多々ありそう。

仕組みに注目して物事を見ていくと、根本的な課題にぶつかります。その根本的な課題が自力で解決できることであれば、それは大きなチャンスですよね。だってそれを解決さえすれば、無駄な仕事を減らせるわけですから。

今年は「仕組み」に注目しながら、自分の仕事や家庭、社会について見て行きたいなと思います。


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