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開催報告「ことばの焚火対話会」by未来世代法

言葉の大切さ、深遠さ、伝えるために存在する言葉と、言葉以外のもの。
濃淡、含むもの、見えないもの。

子供の権利の話しに。
川崎市の子どもの権利に関する条例のことや、
子供基本法ができたことなど。
流れで日本国憲法の前文と最高法規を音読してくださったので、
火を見ながら静かに聴く。

法律の言葉ってなんて綺麗なんだろう、と思う。
生命を感じる。憲法は生き物だ。考えた人、作った人、今はもうここにいない人。当時の人達の息吹も感じる。
どんな思いで携わっていたのだろう、どんな思いを込めて作ったんだろう。知りたいと思うし、何よりお礼を伝えたい。泣ける。
美しさは力だと思う。

さらに焚火を見ながら、インディアンの中ツ火のことを聞く。
炭のはなしも面白かった。酸素のない状態で燃やす・・とか。

そしてはたと気づく。
昔から、書き写した詩や文章を額に入れて飾っていて、
今トイレにかけてあるものは、上段がアメリカンインディアンの教えで
下段が児童権利についてのテキスト。真ん中はゴッホの椅子の絵。

出典不明だったのだけれど、マイケルジャクソンの言葉だったことが判明。2001年のオックスフォード大学での講演で話されたものだそうです。
子供時代に子供でありたかったマイケルの思いに共鳴して書き写したことを思い出した。

以下は私が手描きで書き写したものと同じ部分です。

児童権利法案・条項
愛される権利。自ら求めずとも。
守られる権利。どんなことがあっても。
かけがえのない存在だと感じられる権利。
何も持たずにこの世に生を受けようとも。  
話を聞いてもらえる権利。大人にはおもしろくない話でも。   
寝る前に読み聞かせをしてもらえる権利。
夕方のニュースや、『イースト・エンダー』(イギリスの家族ドラマ)に時間を取られることなく。   
教育を受ける権利。学校で銃弾におびえることなく。   
かわいがられる対象となる権利 (たとえ平凡な外見だとしても)。

どの人も、自分が愛される対象であると実感することが、認識の土台、
つまり意識のはじまりなのです。
2001年3月6日 オックスフォード大学にて マイケル・ジャクソン

そう、いつの時代でも、どの国でも、小さくて弱い命が一番に大事にされて欲しい。権利として、きちんと護られて欲しい。護って欲しい。
護られた命はやがて大きくなり、護る側の命になる。

チェックアウトの時に教えてもらった「This is ME」
すごいパワフル。本当だ、鼓舞されるね。

https://www.youtube.com/watch?v=g91RzJqMNhU

あぁ、誰もがありのままであれますように。
人がその人の真ん中で生きられますように。

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