ChatGPTと考えるプレゼンの4分類
「ビジネスプレゼン」の反対は何かご存じでしょうか。私は考えを整理しながら「プライベートプレゼン」と呼んでいたのですが、ChatGPTで壁打ちしている時に、どうやら「ビジネスプレゼン」の反対は「パーソナルプレゼン」で、「プライベートプレゼン」の反対は「パブリックプレゼン」であることに気づきました。
すると、これらの概念を使ってプレゼンを4分類することができそうです。早速GPT-4と一緒に考えていきましょう。
「マトリクス表の右側をビジネスプレゼン、左側をパーソナルプレゼン、上側をパブリックプレゼン、下側をプライベートプレゼンに分けた場合、それぞれの象限にどのようなプレゼン例がくるか、具体的に教えてください」と入力してみます。
この内容を図解にまとめると、以下のようになります。
この分類を使うことにより、ヒトとAIの役割分担がプレゼンによって異なる場合があることも説明できます。
例えば、ビジネスプレゼンの構成を作るときは、AIの力がとても役に立ちますが、パーソナルプレゼンの構成は、より個人的なストーリーが重要になるため、ヒトが考えるほうが良い、ということが理解しやすくなります。
また、聴衆の人数が変わることにより、コミュニケーションの取り方も変化することが分かります。
例えば、パブリックプレゼンでは不特定多数の聴衆に向かって一方向からのプレゼンをすることが多くなりますが、プライベートプレゼンでは、家族やチームメンバーに対して双方向のコミュニケーションをとることが多くなります。
これにより、パワポなどのプレゼン資料をどの程度準備するべきか、デザインをどの程度作りこむか、ということも変わってくるのです。プレゼン資料の作り方について悩んだり、チーム内で意見が分かれる場合は、こちらのマトリクス表を参考にすることで、目的に合った資料を作ることができるようになるかもしれません。ぜひ有効に活用してみてくださいね。
※今回の図解は拙著「誰でも作れるセンスのいいパワポ」からDLできるパワポを使用して作りました。書籍もどうぞよろしくお願いします。
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