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君たちはどう生きるか事件その2

小5息子の習字セットから繋がる、
君たちはどう生きるか事件
その1はこちら

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お習字セットの中は、
メインの筆だけがなく、ケースだけが習字セット置き場に戻されていたそうです。
息子曰く、何度もそこを見たけれどなかったのに、1番上に置いてあった。絶対誰かがこっそり戻したとした考えられない。でも、筆だけが入っていないんだよ!と興奮気味に教えてくれる息子。

事の真相を確認しようと、担任の先生に電話してみると、息子の説明通りの状況らしい。
そして、筆を使った人は正直に先生のところに言いに来るように。これは窃盗罪にあたります!と、誰とはわからない生徒に向かって説明したそうです。息子のお習字セットは先生の机で管理。こっそり戻さないように注意して見張りますと、先生。

、、、先生も怒り心頭なご様子でしたが、
その状況で、戻せる生徒がいるんだろうか?
私は少し不安になりました。
そして、反省文まで書かされ、クラスメイトの前で怒られた息子、、、。
もちろん、自宅にない事に気づかなかった息子もテキトーだったし、もっと早く確認していたらと、私も反省。
しかし、息子の習字セットをこっそり使った子は、どんな気持ちで怒られる息子を見ていたんだろうか?自分の習字セットじゃないのに、どうやって隠しながら使ったんだろう?

嫌な予感は的中。
翌日、先生が目を離した隙に、こっそり息子の習字セットの中に、使用済みの筆が戻されていたそうです。洗わず、そのまま、墨が乾いてカピカピになった状態で、、、。

先生はクラスメイトに向かって、なぜそんな事をしたのか?仕方ないね、そうゆう生き方をずっとしていくんだねと言って、この事件を纏めたそうです。

誰だか検討もつかないし、筆が戻って来たからもう良いよと、息子。
根に持っていない様子だし、もうこの件について話すのはめんどくさそうな様子。

私は、
その"筆を使った子"が、言いに来てくれる事を待っていると、伝えたい。

間違ってしまったら、
間違いを挽回するチャンス?と言うか、その子の中でやり直す機会を与えてあげたいなって思います。
どうせ自分はダメな人間、と思う経験の蓄積にならないように、ちゃんと謝れる機会を、ずっと待っているからねって、先生言ってくれたかなぁ、と、
勝手にその子のやってしまった事から、
君たちはどう生きるか、
ここに繋がったのでした。

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