第127話　時間が足りない

もっと時間が欲しい。
よく、そう思っている。

時間があったら
あれもしたい、これもしたい。。。

でも、
やれていない理由は
時間ではないことも分かっている。

とはいえ、日々はけっこう忙しい。

朝、起きてから
夜、眠るまで
やることはいくらでもある。

全てを、こなすのは無理だから
明日の自分に任せて眠る。

そうやって積み重なった家事を
週末に片付ける。

それが、わたしの日々の過ごし方だ。

目の前の事に追われている。

もう、ずっと変わっていないし
まだしばらくは変わりそうにもない。

それでも、
子供達が大人になるのを待っていたら、
わたしもおばあちゃんになってしまいそう。

色んな事をしている友人を見て焦る。

状況が違うことを分かりつつも
一度しかない人生をどう生きるのかは
自分次第だ。

人生は、いつどうなるか分からない。

きっとたくさんの人がそう実感しているだろう。

昨日まで元気だった人が、突然居なくなる。
わたし自身もそうだ。

いつどうなるのかは、分からない。

わたしは、シングルマザーだから余計に
残された子供達のことを思う。

子供達に何を残せるのか考える。

今のところ、お金は残せそうにないから
せめて、思い出をたくさん残してあげたい。

思い出したとき、
元気が出るような母親でいたい。

楽しく生きようと思えるような母親でいたい。

だから、わたしも楽しく生きたい。

思わず笑ってしまうような思い出を
たくさん作りながら生きたい。

焦ったり、
ひねくれたりしながら、
一生懸命生きたい。

料理も片付けも苦手で
世間から見ればちっとも良い母親じゃないけど、
子供が笑って居てくれるのだから、
それでいい。

それでも、
母親じゃなくて、自分としての人生も楽しみたいし
もっと、色んな事を経験したい。

友人を見て羨ましいと思うのは
自分もやりたいからだ。

やってみなくちゃ、
出来るかどうかは分からない。

やっぱり時間が足りないな。

あんまり寝なくても
元気で動ける体が欲しいな。。

とりあえず、今日も家事を残して寝ます。

明日で水星の逆行が終わる。
どうか、パソコンの機嫌がなおりますように。

今日もお疲れさまでした。