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視野を広げたら地方の可能性が見える

今日から、Young Global Leaders(YGL)の日本メンバー同士で「New Normal」をテーマに学び合うサロンが始まりました。私がYGLになったのは遥か昔の2007年で、今では古株のAlumniですが、サロンの仲間に入れていただきました。

昨年一年間は、大学院生活を選択し、海外にもほとんど行かなかったし、論文テーマも奈良県のサッカーの普及と発展策ということで、日本各地のサッカーの現場を調査したりとドメスティックな一年でした。

今日は久しぶりに、世界経済フォーラムでの議論を聞き、自分の視野が狭くなっていたなぁと反省すると同時に、昨年一年間の国内集中があったことで、グローバルにおける日本の役割は、もしかしたら、日本の地方が持つのではないかと思えてきました。

東京生活が30年になり、政府の仕事も多くなると、国政と東京中心に物を考えがちになっていましたが、昨年の大学院での研究とコロナ禍での地方自治体の動き見ることで、地方自治体が日本の成長と世界への発信(役割)を発揮することになるように思います。

例えば・・

オリパラを東京だけでなく、各地で5Gも利用してリアルとデジタルのデュアルモードで開催することで、これからのオリパラや国際大会の新たな形を提示することができるかもしれない・・

健康データや教育データなどの自治体データを地域の中で、住民合意の上で安心して管理できる方法を確立することで、そのモデルは、海外にも売ることができるかもしれない・・

自治体の運営に、住民や各地のスタートアップが関わって、地域課題の解決を実現するなど、自治体がイノベーションのテストベッドになるかもしれない・・

東京のような経済成長を軸にするのではなく、安心して暮らせるとか、幸せに暮らせるとか、自然と共存できるとか、経済価値だけではない価値観を柱にした地域経営を徹底したら、それは海外の小国のお手本になるかもしれない・・

地域に根ざしたJクラブやBクラブなどのスポーツクラブが、自治体と住民のハブになったり、地域経済を海外や他地域と繋ぐハブになったりすれば、これもまた、世界のスポーツ界の新しいモデルとして注目されるかもしれない・・

などなど・・、今日、YGLの皆さんと話していたら、いろんな「かもしれない・・」が浮かんできて、妄想が止まらなくなりました。世界経済フォーラムのプラットフォームを使って、地方と世界をつなぎたくなってきた・・。

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