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姪とマティス展に行きました
上野にある東京都美術館で開催されている
( 2023年4月27日(木)~8月20日(日) )
「マティス展 Henri Matisse: The Path to Color」
へ、小学生の姪と行きました。
アンリ・マティス(1869-1954)の作品が
展示されている今回の「マティス展」は
日本では約20年ぶりとのこと。
マティスの絵画や彫刻、
版画、切り紙絵などの作品が
パリにあるポンピドゥー・センターを
はじめとする美術館などから
たくさんきていました。
土曜日に行ったので
美術館はたくさんの人が。
しかも幼児や小学生くらいの
ちびっこもたくさん訪れていました。
展示室入口では、スタッフの方が
小学生の姪に「ジュニアガイド」を
くださいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1687093672478-GpYBMAjoE3.jpg?width=1200)
ジュニアガイドの内容は、
マティスや作品についての
説明が書かれていました。
また、マティスの作品のひとつ
切り紙絵を作ってみることができるよう
作り方や用紙もあります。
(帰宅後、一緒につくりました)
![](https://assets.st-note.com/img/1687094767682-2uujLk6Tre.jpg?width=1200)
展示室に入ると、
たくさんの作品とたくさんの人に
姪が圧倒されていましたが、
すぐに作品に見入るようになりました。
「色がきれいだね」
「髪とか肌にもいろいろな色が入ってる」
など、子どもながらに感動していました。
とくに点画の
「豪奢、静寂、逸楽」
からはしばらく離れませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1687095879268-Duv4F6qXYq.jpg?width=1200)
地階から1階に移ると、
スタッフの方が
「こちらの階では写真が撮れます」
とおっしゃっていたので、
早速スマホをバッグから取り出しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1687103668737-3ir0Pvdnbw.jpg?width=1200)
マティスの年譜がありましたが、
姪が飽きると思い、見たい気持ちは抑え
ここはチラ見したのみ。
![](https://assets.st-note.com/img/1687096235240-3A5FZ1Lygz.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1687096274909-qVsShKgE02.jpg?width=1200)
マティスが表紙をデザインした
『芸術・文学雑誌ヴェルヴ』
も展示。マティスの切り紙絵が
表紙と裏表紙にデザインされ、
ここには常にたくさんの人が鑑賞していました。
![](https://assets.st-note.com/img/1687097385554-KGYds3nves.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1687097396895-G2ZpD2pyuA.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1687097444160-pMIn5UR5rX.jpg?width=1200)
2階は地階と同様撮影禁止で、
主に切り紙絵が展示されていました。
単純な色の組み合わせだけなのに
なんでこんなに惹きつけられるんだろう。
見入っていると同時にずっと疑問に思っていました。
展示の最後には、
マティスが晩年に手がけた
南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂の映像が
約5メートルの壁一面に上映されていました。
4K高精細映像とのことで、
とてもきれいで繊細な映像で、
光や色や静けさまで感じられました。
今回の展示で一番ひかれた作品は、
「グールゴー男爵夫人の肖像」。
![](https://assets.st-note.com/img/1687098365769-YO2m5YzeDc.jpg?width=1200)
テーブルクロスやグールゴー男爵夫人の服の
色使いにとてもひかれました。
姪は、見入っていた
先ほどご紹介した
「豪奢、静寂、逸楽」
が一番好きとのことでした。
展示室を出たミュージアムショップでは、
姪は一番好きな
「豪奢、静寂、逸楽」と
「大きな赤い室内」のハガキ、
そして切り紙絵のマグネットを購入。
![](https://assets.st-note.com/img/1687098767746-2b279vbWi0.jpg?width=1200)
近くにいた3〜4歳の子も
ハガキを選んでいて、
気に入ったハガキを胸に抱き締めて
お会計に向かう姿がとても可愛く、
同時に、こんなに小さな子が
あの絵柄を選ぶのかと意外に思ったり、
とても楽しいひとときでした。
私は、出口付近にあった
マティスの切り紙絵の図柄のみのガチャガチャで
ピンバッジを買いました。
![](https://assets.st-note.com/img/1687098922119-MIcyZsUjB0.jpg?width=1200)
開けると、一番欲しいと思っていた絵の
ピンバッジが入っていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1687098994275-kCS5AIlA38.jpg?width=1200)
姪が「よかったね!」と言ってくれました。
ミュージアムショップを出ると
お昼をとっくに過ぎていたので、
美術館1階にある
精養軒のレストラン・ミューズへ向かいました。
その途中に
東京都美術館の改装前と改装後の
模型が展示されていて、
姪が釘付け。
![](https://assets.st-note.com/img/1687099528523-Hov76eBmAq.jpg?width=1200)
しばらく模型から離れず・・・。
やっとお腹がすいていることを思い出し、
レストランの精養軒に向かうと、
40〜50分待ちとのこと。
反対側にある同じく精養軒のカフェは
混んではいたものの、
席が若干あいていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1687100469396-t9Gk83jPq7.jpg?width=1200)
姪が「パスタがおいしそう」と言うので、
このカフェに入ることに。
(レストランが少し金額高めだったのでホッ・・・)
![](https://assets.st-note.com/img/1687099958991-PCwVLHjhLg.jpg?width=1200)
カフェがとても混んできたので、
美術館を出てお茶をしようと
外へ出ると、上野公園の広場で
台湾の食べ物の出店などが並ぶ
台湾フェスティバルが行われていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1687100293761-oDeIZviyMy.jpg?width=1200)
ジュースやかき氷の出店に30分ほど並んで
マンゴーのかき氷を購入し、
公園で食べました。
![](https://assets.st-note.com/img/1687100387856-EEXLNDABOm.jpg?width=1200)
姪がとても喜んで食べてくれました。
その後は公園の噴水で遊び、
西郷さんを見て家路につきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1687100909850-X9AftAgLSN.jpg?width=1200)
一人で美術館にくると、
壁に書かれた画家の説明や
作品の背景、また作品名を
一生懸命読みますが、
今回は姪と一緒だったので
とにかく作品だけを見て楽しみました。
そのせいなのか、
それともマティスの絵の魅力なのか、
見てきた作品のほとんどを
鮮明に覚えています。
「色彩の魔術師」といわれる
マティスの色は本当に素敵でした。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
![](https://assets.st-note.com/img/1687102225630-GuYMKG5E6s.jpg?width=1200)
パリにある美術館「フォンダシオン ルイ ヴィトン」で展示されていたときのもの
(今回のマティス展では撮影禁止のエリアに展示されています)
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