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【失敗ゼロ!ツンdeレシピ】第1回 てへぺろ苺ジャム🍓
こんにちは!鈴鹿久美子です!GWですね~!なんだかパッとしないけど。
なので、いつもの火曜日とはちょっと違う内容でお届けします。
本日初公開!「ツンdeレシピ」です!
お料理なんかしないわよ!って顔して、ちゃっかりお料理上手を自慢するためのレシピをご紹介する部屋です。
そして、大切なのは「失敗ゼロ!」ってところです。ここポイント!
お料理を失敗するのは、素材や使い方の本質を知らずに「計量」と「手順」だけに意識がいってしまうから。
数多くの大失敗を重ねてきた私が、失敗ゼロのレシピをお伝えします。こんなお休みの日や、少し気持ちのゆったりとした日曜日にお伝えしてゆこうと思っています。どうぞよろしくお願いします!
ツンデレシピ!第1回はてへぺろ苺ジャム!
GWって言われてもね~ なんだかパッとしない
お店も、食料品を売っているマーケットくらいしか開いてないし、
なんだかな~~~~
って思ってたら
あら!苺!お買い得♡
↓こういうのはそのまま食べるとして↓
この季節だけの 苺ジャム サクッと作ってたっぷり食べよう!
というわけで
はじめますね
あ、作ったことないから心配?
大丈夫です!これ「失敗ゼロ!」ですから!
苺のほかに必要なのは
計量スプーンの大さじと鍋(アルミ以外ならなんでも)
そして砂糖とレモンだけ
洗い物をつくらない量り方
覚えておくと便利なのは
洗い物を作らない、秤を使わない計量
洗い物を少なくするのは料理を嫌いにならない重要ポイント♪
さて、こうやると便利です
「ー○○g」の「○○」部分が目安の重さ♡
量りを使わない大さじでの計量
ざっくりですけど
砂糖は「大さじ1」=10g
今回の苺ジャムの計量は、大さじだけでOK!
量りは不要です。
砂糖の大さじ1=約10g
苺1パックは、だいたい200~250g
それが今回は2パック
ジャムに使う砂糖は苺の10%が目安
よって、1パックあたり必要な砂糖は20~25g
だからこれを2倍する
大さじ5
ー「57g」・・・あはは
ちょっと多いけど
味と命に別状はないのと
多ければ甘めに
少なければさっぱりと
仕上がる
というだけのことです
ノープロブレム!
じゃ、そろそろ、作るよ!
お安かったのはこんな苺
先ず
そして
で
さっき量った分量ね
苺2パックだったら大さじ5
苺1パックだったら大さじ2.5
の砂糖を投入
そして
お鍋をゆすって全体にまわるように「まぶす」
で
たまにw
こんなこともあるけど、気にしない
で、放置します。
帰ってくると
水分が出てます。
心配な方は、鍋ごと冷蔵庫に入れておいてもOK!
(ここで保存容器に入れると洗い物が増えてしまいますのでやらない)
で、この水分でこのまま火にかける
(水は加えません)
水分が足りないと思ったら、お鍋を1分くらいゆすってみて
水気が出てきます♪
そしたら
火にかけます
ポイントは弱火
そして
約20分で
でき上りのチェック♪
まだ水分が多くてサラサラしてたら
時間を足すか
サラサラのまま食べてもOK
お鍋の中の泡が大きくブクブクしてきたら
そろそろできあがりの印
最後に
生レモンでもいいし、レモン果汁でもOK
だいたい、大さじ1くらい(テキトウでOK
出来上がり~♪
粗熱がとれたら
きれいに洗った容器に保存
長く保存するなら容器は煮沸した方が良いけど
美味しいのですぐになくなります
だったら
普通の保存容器で煮沸なしで大丈夫ですよね
砂糖は、保存料として働いてくれるので、砂糖多めだと長期保存もできますが、
家で食べるのに半年ももたせることは無いし、
季節のものだから美味しいのだし♪
なので、あまり細かいこと気にせず
サクッと作ってモグモグ食べましょう!
これで良いのです♪
甘い苺ジャムを初めて作った、子ども達が小さかった頃の話
私は働きながら3人の子どもをワンオペで育てていました。子どもたちが小さかった頃、話を聞いてあげる時間もないことがあって、新米母ちゃんは、とても気がかり。そして未熟な母親であることが子どもに後ろめたく、仕事と子育てのなかで毎日悩んでいました。
子ども保育園に預けて、学校の宿題も見てあげられないのに
こんなに仕事してて良いのだろうか
でも、働かないわけにはいきません。
私のこの罪悪感を払拭するには、「毎食手作りのご飯を並べる」こんなことしか思いつきませんでした。たとえ、ベビーシッターさんに家で子どもを寝かしつけるところまでお願いすることになっていても、ご飯だけは作って冷蔵庫に入っている。これだけが私の仕事を続ける免罪符でした。
下の子が重めの喘息でアトピーだったこともあり、食事療法はひと通りやりました。桜沢如一先生の玄米正食や、漢方療法も藁にもすがる思いで丸2年。ステロイドを使わない治療を探し求めたり、効くと噂を聞けば半日車を走らせて塩泉を汲みに行ったりしたこともありました。
でも、6歳と4歳離れている上の子ども達もいます。学校行事や友人との付き合いなど社会性が育つ時期にも差し掛かり、厳格な玄米正食中心の食生活を続けるには限界がありました。まだインターネットもない時代、私は子どもの成長環境に沿う食事をさがしながら、私も元気でいられる簡単で美味しい食事の作り方をずっと模索してきました。手早くできて、失敗しなくて、美味しくて、私の心の平安にも役立つ手作りの食卓。
そんな料理を追い求めているうちに、私にとって料理は別な意味を持つようになりました。台所にいる時間は、子どもたちの声を背中で聞きながら家で一緒に過ごす貴重な時間。子ども達を台所に入れて、手伝ってもらいながら、今日学校であったこと、お友達とのこと、進級の悩みなんかも台所仕事をしながら聞くようになりました。それは子ども達が巣立って行ってからも変わりません。たまに帰ってきても、私と台所を挟んでお喋りすることが我が家の流儀となっています。
まだ下の子が小さかった土曜日の午後、幼稚園に真ん中の子を迎えに行った帰り道でのことです。夕食の材料を買いに立ち寄ったマーケットで、日曜日のデザートを何にしようか考えていました。
オーガニックの人参スティックは昼間に食べさせたし、
サツマイモパンも飽きてきた。
何か目新しいものはないのだろうか。
いつもは砂糖を使わずに作る苺ジャム。でもその時、私は、なぜか子ども達にちゃんとお砂糖の入っているジャムらしい甘いジャムを食べさせたくなりました。真っ赤な苺が甘酸っぱい芳醇な香りとを放って輝きながら鼻をくすぐる。子どもたちが甘い苺ジャムを頬張り目をキラキラさせている顔を想像すると、もう何が何でも食べさせたくなりました。
砂糖を目の敵ににして我慢させることに、私も疲れていたのだと思います。
お砂糖も
真っ当なものなら、
少しくらいは良いんじゃない?!
そこで私は、良質の砂糖を探して購入し、売れ残りで半額になってた苺を段ボールいっぱい買いこみ、その日の夜、子ども達が寝静まった夜中にはじめて甘い苺ジャムを作りました。
翌朝、焼きあがったばかりの手作りパンに出来たての甘い苺ジャムをたっぷりのせる。可愛らしい小さな指でつまんだパンの切れ端が、大きく開けた口の中にぎゅうっと押し込まれる。初めて食べる「甘いジャム」。
ひと口めで、目をまん丸にして無言で驚く次男。大喜びをしておどける長男。「これなに?」と聞いてきた慎重な長女。
子どもの、えくぼのあるふっくらとした手元、小さな爪、甘さに驚いている真ん丸な目、頬についた苺ジャム。
安売りの苺を見るたびに思い出される、私の幸せの原風景です。
子ども達が巣立った今も、苺が安くなるこの季節になるとあの姿が思い出され、つい沢山買ってしまいます。
子育ての最中は、子どもの可愛いさを愛でるゆとりもありませんでしたが、必死さだけで突っ走っていた格好悪い母ちゃんだった私。よくまぁ頑張ってきたものだと、最近やっと思えるようになりました。
今が忙しいあなたも、少し時間のできたあなたも、今夜はちょっと台所に立ってみませんか。大切な誰かが喜ぶ顔は、嫌なことや心にへばりついた疲れをサラッと吹っ飛ばしてくれます。
あなたと、あなたの大切な人へ。
愛をこめて
ツンdeレシピ
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