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スマホスタンド付き筐体から始める、液晶要らないんじゃないか論

【※注意 本noteを開いて下さった方へ】
このnoteは、いち一般人が、何の根拠も無く資料もないままに、ダラダラとパチンコパチスロ産業へのお気持ちを垂れ流すだけのものです。

その点を踏まえた上で、「そんなこと考えてる奴もいるんだねぇ…」いう程度に、お暇潰しにでも読んで頂ければ幸いです。


はじめに

先日、某メーカーさんのスマホを立て掛ける用(と思われる)の凸付き筐体の画像がXにて投稿され、ちょっと話題になっていましたね。

遊技には直接関係無いけれど、あるとちょっと便利だよねというもの。
無くなって随分経ちますが、筐体の左下にあった灰皿と同じ類の物かなと個人的には思っています。

ただ、灰皿と違い物議を醸している要因の1つとして、「遊技に集中しないでスマホ見てるんなら、ぱちんこ打ってる意味ないじゃん(要約)」があるんじゃないかなと。

僕も、基本的には【せっかく安くないお金使って遊んでるんだから、それに集中して余す所なく楽しめば…】派ではありますが、スマホを見たくなる人の気持ちも分からんでもないんですよね。当たるまで退屈だし、その時間を有効活用することの何が悪いって意見は。

そこで、今回は退屈にさせないための液晶演出が退屈なら、もういっそ無くても良いんじゃない?という暴論から、話を広げてみようかなと思います。


件の凸について

本題に入る前に、例の凸と遊技中のスマホのあれこれについて。

僕は、そんなもんそれぞれ好きにしたらええがや派です。

僕個人の感情は上記の通りですが、他人の遊び方にいちいち口を出すな、と。小さな画面とイヤホンジャック付きのサンドなんて物が、一時期普通にホールにあったんですから、今更何を…って感もあります。

それで誰が迷惑ってわけでもなし、電波ゴトやらの心配があるなら話は別でしょうが、お店が何も言わないのであれば、どうしようと個々人の勝手。

そこに口を挟み始めたら、それこそ〇〇ハラとか老害ってものでしょう。

それに、スマホを立て掛ける以外の用途で、台確保プレートが置きやすくなったりもするでしょうし。スマホに夢中になって、所謂無駄玉を打ってくれれば、お店としても【良いこと】になるんでしょうし。

個人配信者のニーズとして、撮影にも使えそうなスマホホルダーを公式で付けてくれないかなぁ…というものもあり、その1歩として考える人もいるかもしれません。(ここで個人配信の是非は問わない)

総じて、良いものだと思いますよ僕は。あそこに立て掛ければ視界に入って気付けるから、忘れん坊の僕にもお得だね。

以上。

以下、本題に行きましょう。


液晶、要る?要らない?

先に僕の結論から言ってしまうと、流石に要らないとは思いません。液晶で遊技の楽しさや盛り上がり、ハラハラ感を適度に演出してくれるのであれば、ですが。

そう、適度であれば、ですよね。

今の台って、演出が適当量じゃ無くて過剰だと思いませんか?

当たるわけがないと打ち手が感じるリーチ演出を、延々と見せられる時間の無駄感。熱くもない緑保留から、安〜いSPリーチに発展してハズレるのをただ待ってるだけのイライラ感。これを埋めるために、ついついスマホに手が伸びるわけですよね。

RE:ゼロの先バレ演出カスタムを例に挙げるまでも無く、演出カスタム機能が付いた台では、余計な煽りを全て無くして激アツリーチだけに目を向けたいって人は、それなりにいると思います。

そう考えると、平家物語って良い台でしたよね。(分かる人に届け)

もちろん、当たる時以外は何のアクションも無いんじゃ、それこそ退屈だよって人もたくさんいます。しかし、そのわちゃわちゃした演出が、まるで当たりに繋がらないものだと分かってしまえば、そういう人たちにとっても、その演出は不快になるってのは同じだと思うんですよ。

当たりまでの過程と、その瞬間を見たいって期待して液晶を眺めているわけですから。どれだけ賑やかだろうと、煽り立てようと、そこに当たるかもしれないという期待感がなければ、時間を無為に消費させられているだけ。むしろ、煽れば煽るほど、見てる方としては白けてしまうこともあるわけですよね。

そこのバランスが、正直に言って悪いと僕は思います。これは、どこのメーカーがってわけでなく、全体として。

で、0or100の極論を問われると、液晶要らなくない?ということにもなるわけですが。スロットのノーマル機よろしく、予告音やフラッシュだけでも事足りますからね。

ただ、期待感のバランスが問題なのであって、液晶要らない・今の台の演出がつまらないなんてのは、本当に極論中の極論。

今の時代、今の仕様で液晶無しは流石にあり得ないとは思いますよ。コンテンツ物の命とも言えますし。

まぁ、

液晶付ける

液晶演出作らなきゃ

0から作るとコストが…

既存の映像作品使おう

という、版権物や既存のコンテンツを延々とコするのは何故?という別の問題提起にもなるので、ここはあまり深掘りはしません。(あくまで想像の話として、ですけど)


じゃあ何で無駄な演出があるの?


いや、無駄は言葉が過ぎるって感はありますが。まぁ余計なものが多過ぎて、バランス崩壊気味だよねって意味合いで。

これは憶測でありますが、作る側の都合…なんだろうなと。

ハズレるとしか感じないSPリーチが無駄に長いのは、出玉試験クリアのための時間調整なんだろうな…とか。

物作りの業として、練れば練るほど(過剰に)色々と盛り込まないと不安になるんだろうな…とか。

じっくりバランスまで作り込めるほど、時間も金も余裕が無いよねぇ…とか。

寄り添って阿って、作る側の弁護も出来るんでしょうが、それはそれ。世に出た商品に対して、バックボーン無視でのお気持ちをストレートに表現できるのが、一般人の特権ではありますから。

知らねぇよ、と。
暇で退屈なんだよ、と。

ね?

そもそも、一撃で大量の出玉が得られるように作ろうとするから、大当たり確率も重くなるわけで。

既存の枠の中で、一撃の限界値を突き詰めようとすれば、当たらない時間を間持ちするように過度に余計で派手な当たらない演出を作ったり、時間調整のためにリーチ演出を長くしたり…という、歪みが出るのは当たり前じゃない?

短時間に大量の出玉を…という【結果の楽しさ】に重点を置いて、遊技としての【過程の楽しさ】を犠牲にし過ぎなんじゃないかと思うのですよ。

(過程の楽しさ・結果の楽しさというテーマは、後日別に書こうかなと思ってます)


結局、メーカーの思惑次第だよね

まぁつまりは、ですよ。

上の項で書いたように、歪んだ(と僕が感じる)スペックで作る以上は、必然的に出る帳尻合わせの部分が退屈を生んでいるんじゃないかなと。

泡銭が手に入る・自分が得をするかもしれないとなったら、人が集まるのはパチンコ産業外でも枚挙に暇がありません。

ギャンブルの側面もあるこの産業ですから、遊技人口という側面で言えば、そちらに傾倒しその方向で盛り上げようとするのも分からないでもないし、そういった歴史を積み重ねてきた過去があります。

しかし、前回も書いたように、また今回少しだけ触れたように、ギャンブルの側面だけを押し出すことの無理があちこちに出続けているように感じられてしまうんですよね。

そして、プレイヤーでもお店でも出来ないこと、遊技としてもギャンブルとしてもバランスの取れた機械をメーカーが作ること、これが産業として良い方向に舵を切るための必須条件なのかなとも思うのです。

運用レベルではなくて、根本の機械としての質が変わらないと、お店も客も変わりようがないんだろうな、と思うわけですよ。

そのためにも、各メーカーさんには今以上に頑張って欲しいなと願うばかりです。

適度に当たって適度に勝ち負けして、終わった後に楽しかったと思いながら酒飲んで。友人知人と、くだらなくて、でもとても大事な時間の肴になるような。

そんなぱちんこを取り巻くすべてが、僕は好きなので。

まとめ

如何だったでしょうか?

シンプルでかつ奥深い…なんてものを作るのは、時間とお金とセンスがとてもかかるもの。素人が簡単に言うなって話なんですが。

そして、職人の作るものを量産品にしろって無茶を言ってるのも自覚した上で、それでもやれって無茶を言ってるわけですが。

だってしょうがないじゃない。
素人の一般人だもの。

【今】への否定的な意見に対しては、「ユーザーのニーズに寄り添って機械を作ってきた」と仰ってきたんです。これからも寄り添ってください、ね?


と、最後に僕らしく嫌らしい一言が出たところで、今回はここまで。お付き合い、ありがとうございました。

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