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高学歴だが人生苦労している人に、労働組合は何が出来るか

冬ですね。
雪も舞い、真冬です。

最近、高学歴な人についての本を読みました。
せっかく高学歴なのに、生きるのに苦労している方々が登場していました。

そこで思ったのは、
こうした高学歴だが人生苦労している人に、
労働組合が出来ることはあるのか、ということです。

いやまぁ高学歴で苦労している当事者からしたら「余計なお世話」かもしれませんがね。
おせっかいも労働組合の特徴ですから(苦笑)

高学歴な人が研究職志望だけれどずっと就けていない、というのなら、
研究職の採用を増やすよう、大学や研究機関の労働組合が大学や研究機関に要望するという手もあるかもしれない。
でも、予算の面から厳しいところもあるだろう。そうなると、この国はもっと研究にお金をかけろと言う政治運動を、労働組合がすることもできるかもしれない。

高学歴な人が職場でハラスメントに遭っているのなら、労働組合に入ってもらった上で、所属する組織と交渉して改善を目指すこともできよう。
まぁ、これはどの従業員、働き手にも言えるところだけれど。

高学歴だけれど働く気がない、という人にはなかなか手を差し伸べるのは難しいかもしれない。

高学歴な人がなかなか満足の行ける仕事に就けない、というのはその本を読んで感じてきた。
そして、意外な職業が高学歴な人とマッチすることもまたその本から感じたこととしてある。
労働組合のカバーする業種は広い。公務から製造業、サービス業、ドライバー、色々ある。
高学歴な人用の職と人とのマッチングを労働組合でやってみるのはどうだろう。
お互い、意外な人、意外な業種と巡り合って、幸せな職業生活を送れるかもしれない。

高学歴な人は奨学金を借りていることもあろう。その返済に、ろうきんと連携して出来ることがあるかもしれない。

一人でも多くの人に、幸せに働いてもらうのが労働組合の役割。
今話題の、高学歴だけど人生に苦労している人にも、豊かな勤労生活を送ってもらえるよう、出来ることを探りたい。

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