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#34 全米の親を悩ませる子供達のアメリカでの夏の過ごし方

こんにちは。くみです。

最近、子供のお母さんと会うと、話題は「夏休みどうする?」です
アメリカの夏休みはとにかく長い。6月半ばに終わり、8月中旬まである。2ヶ月。学校によっては3ヶ月弱あるところだって。。。。

長い夏休み、アメリカではサマーキャンプ(サマープログラム)に入れるのが一般的です。プログラムも多種多様で、テニス、サッカー、バスケット、水泳。チェスやプログラミング、アウトドアのキャンピングもしくはそれの混合型。私が興味を持った中にも午前中テニスをやって、午後にチェスなんて混合型も。これは息子がハマりそう・・・・。形式も宿泊型の物から日帰りと幅広い。

ただしとにかく費用が高い!! 半日プログラムを1週間いかせたら約300ドル。1日プログラムで600ドル! 
この金額に子供の人数とかかかると、破産しそうな勢い。

おまけに夏休みの期間が長いですからね。1週間だけじゃ、持たない。
当たり前だけど2週間、3週間とか入れるとさらにお金がかかるわけです。なんで夏休み2,3ヶ月もあるんだと今更言っても仕方ない恨み言の一つや二ついいたくなる金額。

アメリカでは一般的なサマーキャンプ。子供達が大人になった時に、学校生活で一番楽しかったことは何?と聞くと、サマーキャンプと答えるほど内容も充実しているのは確か。

普段できないことをここでしっかり学んで、充実した夏休みを過ごし、元気に8月下旬くらいに新学年を迎えるのが理想的なアメリカの夏休みの過ごし方。

長い、長いアメリカの夏休み。子供たちにとっても充電期間になるのは間違いない。しかしデメリットもある。特に低学年など長い夏休みにすっかり習ったことを忘れて、新学年が始まる頃には、前の学年が終わる時より学力が落ちているなんてこともザラにあるそう。それは困る。。。。

さらにサマーキャンプ。
金額が高いと当然貧困層はサマーキャンプにお金を出す余裕はない。普通以上の家族が夏にサマーキャンプで過ごして勉強面や運動面の補強をしていく中、貧困層はただただ夏休みを過ごすことになる。長い夏休みの過ごし方の差が、ますます学力の差となり貧困層とそれ以外の子供達の差が拡がっていくと言う結構深刻な問題。

夏休み期間中にだらだらと過ごしてもらいたくないし、かと言って、毎週入れるのは予算がきつい。我が家は厳選して、1週間ないし2週間ほどサマープログラムに入れる予定。

どうなることやら。
当面はGoogleでサマープログラムリサーチに明け暮れる日が続きそうです。

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