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【米国配偶者ビザシリーズ】Step.2 NVCへの書類提出

こんにちは、kumiです。

【米国配偶者ビザシリーズ】のステップ2、今回はNVCへの書類提出について記載します。

ステップ2に入るまでのタイムスケジュールですが、下記となります。

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2018/02/21 I-130 書類ハワイから発送
2018/02/23 I-130 書類受領メール到着
2018/03/06 I-130 NOA1 郵送到着
2018/10/29 Form I-797 NOA2 郵送到着
2018/11/28 Welcome letterメール到着
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NOA2(USCISから審査OKの書類)が到着したのち、今度はNVC(National Visa Center)からWelcome Letterがメールで届きます。

ここからは、私の時は全てオンラインに切り替わりました。Welcome Letterに記載されているCase Numberで下記のサイトにログインします。

CEAC(Consular Electronic Application Center)

審査自体はNVCなんですが、利用するサイトはCEACなので、なんだか頭がごちゃごちゃになりそうですが。笑

サイトにログインすると、まずは支払いからスタートです。むしろFeeを支払い完了にならないと、次のステップに進めません。支払い方法ですが、USCISへは郵送の小切手だったのに、NVCでは小切手情報の入力でなければいけなくて、今度は郵送が禁止されています。ややこしい。今はUSCISもオンライン提出になったので、小切手の郵送はなくなっているかもしれないですね。ご確認ください。

Feeの支払いが完了すると、次に書類提出のページに進めます。

私が提出すべき書類、旦那が提出すべき書類、アメリカで収入がない申請者の場合はJoint Sponsorが必要になりますので、我が家の場合は旦那の義両親にお願いをし、義両親が提出すべき書類と、書類集めの嵐にあいます。


<私が提出した書類>
1、DS-260
2、パスポートの見開きページ
3、5cm×5cmの証明写真(背景白)
4、戸籍謄本(birth certificateとして)
5、戸籍謄本の英訳
6、Marriage Certificate
7、警察発行の犯罪証明書

まずは私が提出した書類ですが、USCISに提出した書類とほぼ一緒です。証明写真は確か半年以内に撮ったものと規定があったので、ピクチャンを使って撮り直しをしました。唯一手配しなきゃいけなかったのが警察発行の犯罪証明書ですね。警察署に行って、申請するだけで書類を作ってくれます。日本の場合は封書で渡され、開封厳禁です。でも、オンラインで提出なので、とりあえず封筒の表面のjpeg画像を取り、書類をオンラインで提出する際にメモが書けますので、そこに日本の犯罪証明書は開封厳禁なので、封書の画像だけ送ります、と記載しておきました。それに対して、NVCから面接前にスタッフに中身を確認してもらうよう指示があった程度で、問題なかったです。

なお、16歳以降に、1年以上他の国に住んでいたことがある方は、その国での犯罪証明も提出しなければなりません。私の場合、1年間フランス留学をしていたのですが、滞在期間的には11ヶ月だったので難を逃れました。。。

対して難しくない私の提出書類ですが、唯一面倒だったのが、DS-260です。オンラインで入力していくんですが、過去5年間のアメリカ渡航履歴(入国日・滞在日数・ESTA番号)の入力と、16歳以降に住んでいた住所を全て記入(住んでいた期間を日にちまで入力)しなければいけませんでした。事前に項目をチェックして回答集を準備しておいた方がいいです。


<アメリカ人旦那が提出した書類>
1、I-864
2、tax return書類が出せない理由のみオンラインの項目のcomment欄に記入
    ↓
×州のIDカードの仮証明書
×クレジットカードの明細書
    ↓
1、銀行の明細書
2、直近5年前のTax Return書類
3、雇用証明書

申請者である旦那の提出書類は少なかったですが、これが難題に発展しました。前年度のTax Returnを提出しなければならないんですが、旦那は日本に来てからアメリカのTax Returnは提出しておらず、直近で5年前のものでした。なので、最初の提出時は、Tax Returnを出せない理由のみコメント欄に書いて提出出来ないボタンを押しました。

まぁそれですんなり審査が進むわけもなく。笑

追加書類として先方から指定されたのは、生活基盤がアメリカにある証明。つまりはProof of U.S. Domicileの提出を求められました。といっても、家なんて当時アメリカにありませんし。この追加書類の指定が来たタイミングで旦那が先にアメリカに帰国していたのですが、義両親の家に居候していました。とりあえずハワイ州のIDカードの申請をしてもらい、仮証明書と、アメリカのクレジットカードのStatement(明細書)を提出しました。

しかし、今度は提出書類をRejectされました。どこで判断したのかわかりませんが、Rejectされたら他の書類を用意するしかありません。確かに上記の書類、NVCやTravel.State.Govにも例として載っていない書類だったんですよね。なので、今度はそこに例として掲載されている、銀行のStatement(明細書)、求められてないけど一応直近の5年前のTax Return書類、後追いで旦那の仕事が決まったので、雇用証明書を出してもらい、再再提出しました。どの書類でOKをもらえたのかわかりませんが、これでやっと審査に進んでもらいました。

実は、アメリカに移住してから、会計士さんのアドバイスにより旦那が日本にいる間のTax Returnも過去に遡って提出しました。アメリカのTax Returnは会計士さんにお願いすれば代行してもらえますので、今後アメリカに移住を考えており、夫婦で現在日本に住んでいる方は、ビザ申請のためにTax Returnは毎年提出しておくことをお勧めします。確か海外で生活している時に得られる海外での収入は一定金額までは課税対象じゃなかったと思いますので。


<Joint Sponsorの義両親が提出した書類>
◯joint sponsor(義父)
1、I-864(旦那の書類と一緒)
2、グリーンカード(proof of US citizenshipとして)
3、州のIDカード(proof of US domicileとして)
4、2018年のtax return transcript
5、2018年のtax return SSA-1099

◯house hold member(義母)
1、I-864A
2、グリーンカード(proof of US citizenshipとして)
3、州のIDカード(proof of US domicileとして)
4、2018年のtax return Form-1040
  (proof of relationship between joint sponsorとして)
  →却下、代わりにmarriage certificate提出 

アメリカでの収入がない場合、アメリカ移住後に経済的に面倒を見てくれる人がいると証明する必要があります。我々の場合、旦那の義両親にお願いしました。そのJoint Sponsorの方も提出書類があります。

proof of relationship between joint sponsorとして、両方の名前書いてあるし、JointでTax Return提出しているから大丈夫だろってたかを括って提出した義母のTax Return Form-1040が却下され、義両親のMarriage Certificateを再提出することになりましたが、アメリカに住んでいる方であれば、問題なく集められる書類でした。


以前は全てサイトや書類を読み込み、何が必要か調べて提出書類を集め、さらに郵送しなければならず、かつ不備や追加書類も郵送しなければなかったので、時間もかかるしハードルが高く難しいNVCでのステップだったと思いますが、オンライン化のおかげでボタン一つで提出ができ、かつなんの書類を提出すべきか、リスト化されて表示されるので、想像していたよりかなり楽な作業だったな、とは思います(太字部分が先に記載されている提出が必要な書類の種類。それぞれの項目に合わせた書類をそれぞれの項目でアップロードし、Submitボタンを押せば提出完了)。

スクリーンショット 2021-10-14 午後0.33.09

ただ、1つの書類につき2MBまでなので、ファイル自体を軽くする必要があったりします。Zip Fileは確かアップロードできなかったはず。ちょっとパソコンのスキルが必要ですね。

なお、このCEACのサイトなんですが、セキュリティがともかく厳しく、Webアプリ(ExplorerやGoogle Chrome)の戻るボタンを押してしまったり、しばらく放置するとログアウトしちゃいます。DS-260はオンライン上で記入して提出するので、事前に項目をプリントアウトやらをし、入力する言葉をしっかり決めて、30分以上操作なく放置しないように気をつける必要があります。地味に大変でした。。。

また、実は私がこのStep.2を行なっている際に、CEACのサイトがダウンしたことがありまして。2週間くらいログインが出来ない状態が続いたこともありました。しかもいつ復旧するとか全然アナウンスしてくれなかったし。こうゆう点はちょっと困りますよね。

でもきっと郵送よりよっぽど手軽になったと思います。

ここのステップで一番重要なのは、しっかりNVCなりCEACなりTravel.State.Govなり、政府の関連サイトをしっかり読み込み、例としてあげられている書類を極力揃えて提出することです。「この書類でどうにかなるっしょ」は通じませんでした。笑


結局私のStep.2のタイムスケジュールはこうなりました。

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2018/11/28 Welcome letterメール到着
〜約3ヶ月放置〜 ←
2019/02/15頃 旦那と私のfee支払い
2019/03/01 Online Processing案内郵送到着
〜約6ヶ月放置〜 ←
2019/08/22 警察犯罪証明書申請
2019/08/27 警察犯罪証明書受取
2019/09/03 DS-260 サイト上で申請
2019/09/19 私の必要書類 サイト上ですべて申請
2019/09/27 旦那&joint sponsorの義両親のForm&資料すべて申請
2019/10/17 旦那&joint sponsorの義母の書類不備通達を受ける
2019/11/11 不足書類サイト上で追加申請
2020/01/02 旦那の書類不備通達を受ける
2020/01/08 却下書類の代わりの書類を追加申請
2020/02/04 旦那の就労証明書追加申請
2020/04/03 NVC審査終了、在日アメリカ大使館に案件移動メール到着
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つわりと出産後ガルガル期で途中放棄していますが、Welcome Letterが来てから間を開けずにしっかりやっていれば、書類不備で再々提出を食らってもきっと2019年7月にはNVCでの審査が終了していたかと思います。笑

再々提出も食らわず、しっかり準備をして望んでいれば、きっと2019年2月くらいには終了していたかもしれません。笑

まぁ、第二子出産の方が大切でしたし、Step.2の書類再提出問題も、旦那がアメリカに移動していたから手に入れられた書類もあるので、結果オーライかな、とは思っております。笑


なお、NVCのWelcome Letterをもらったあと、1年ごとにちゃんと次のStepに進めない理由をNVCに連絡をしていれば、そのままStepを進まずにいることも出来るらしいです。蛇足でした。

次は日本での最後のステップ、アメリカ大使館でのビザ面接です。

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