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対局中の鼻歌について

 この記事を書こうと思ったきっかけは、私が下記のツイートをしたところ、反響があったからです。

 大きくまとめると下記のような3つ意見が挙げられます。


① 対局中の鼻歌はマナー違反




② マナー違反かどうかは、人によって感じ方は違うので、対局中の鼻歌  はマナー違反とは限らない



③ ルール等に記載がなければ、何しても自由(たとえ自分が不快な思いをしていても、対局相手に改善を強制することはできない)


 皆さんは、どう感じたでしょうか?
 この件に関して、ここ数日色々考えました。
そもそも『マナー』とは、何か原点に帰りました。

マナー(英語: manner)とは、人と人との関わりで当然その場面でしかるべきとされる行儀・作法のことを指す[1][2]。これは自分一人のとき、他に見ている人が誰も居ない場合でもそれを守ることが望ましい価値観であるが、その場合は「マナー」ではなく「道徳」(モラル)として論じられるのが一般的である。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/21 22:28 UTC 版)

 また、日本将棋連盟のホームページに下記のようなページがありました。

 そこには、下記のような記述がありました。

 私は「対局中の鼻歌」について下記のように考えました。

 まず対局中に鼻歌を歌う行為は、マナー違反です。
 なぜなら、将棋は相手があっての真剣勝負であり、相手への敬意を払うことが理想だからです。相手が居なかったら将棋はできないでしょう?(※ソフト相手に対局できるという屁理屈は受け付けません)相手へ敬意を払うことができる人なら、対局中に鼻歌を歌う行為は論外だと認識するはずです。
 しかし、将棋に限らず一般社会においてもマナーの悪い人は存在します。平気でゴミをポイ捨てする人や親切な行為をしてくれた人に対して感謝の意を伝えられない人など、あなたの周りにも居ると思います。

では、対局中に鼻歌を歌われたらどうすればいいのか?

 残念ながら将棋を指す人にもマナーの悪い人は一定数いるのが事実です。心理学者アドラーの言う通り基本的に『他人は変えられない』のです。本人がマナーについて「問題意識」を持たない限り、不可能なことです
 したがって、マナーの悪い人は一定数居るということを念頭に置き、マナーの悪い人を見ても腹を立てず、平常心で対局に臨むのが勝利への近道だと考えました。


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