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12月 31日(日)

【 招きの御言葉 】
 しかし、わたしは言っておく。
 敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。
     マタイによる福音5章44節

<今日の礼拝説教の中心聖句>
「占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、
言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は
どこにおられますか。わたしたちは東の方でその方の
星を見たので、拝みに来たのです。」
                           マタイによる福音書 2章1~2節



クリスマスの恵みを覚えつつ新しい年を迎えました。大きな輝く星に導かれて東から来た異邦人の博士たちが、御子イエス・キリストのもとにたどり着いたとされる1月6日を「顕現日」として東方教会はクリスマスの礼拝を守ってきました。クリスマスの期間がここで終ります。「顕現日」(エピファニー)は、カトリック教会などでも祝われています。フランスなどでは、この日に小さな豆や人形(フェベ)を入れた「ガレット・デ・ロワ」というパイを食べて祝うそうです。お祭りの時に食べるお菓子や御馳走は子どもたちの心に残ります。


クリスマスの時の寒さが一段落して、おだやかな新年を迎えました。ところが、1日の夕方、テレビから緊急地震速報が流れました。石川県の能登半島沖を震源とする大きな地震が起こりました。次々に日本海側に津波警報が出されました。地震による被害が次々と報じられ、被災地の方々のご無事を祈るばかりです。


ウクライナ・ロシアとイスラエル・ハマスとの戦争がおわりません。新しい一年こそ、世界に主イエス・キリストの平和と喜びが豊かにありますようにと祈らずにおれません。また、これから厳しい寒い季節に入りますが、受験を控えておられる方々が、しい進路へと道が開かれますようお祈りいたします。


それぞれの夢が花開きますように!!

12月24日・礼拝説教要約
説教「主イエスの御誕生」 濱田美惠子牧師
 イザヤ書53章1-6節、マタイ福音書1章21-23節

 主イエス・キリストの名は、「自分の民を罪から救う」ことを意味する「ヨシュア」である「イエス」と、「油を注がれたもの」という「キリスト・メシア」の称号で表される。ユダヤでは、王に油がそそがれる。それゆえ主イエス・キリストがすべての民の救い主でありユダヤ人の王であることを示す。
 マリアが結婚前に聖霊によって身ごもったと悩むヨセフに、主の天使が夢に現れてマリアを妻に迎えるよう励ました。そして名を「イエス」、さらに「インマヌエル」とも呼ばれると告げた。主イエスは、その御生涯を通して、弱い人たち、貧しい人たち、しいたげられた人たちと共におられ、いやしと慰めを与え、すべての民と永遠に共にいてくださる救い主となられた。

◇次週の主日礼拝◇
1月 7日(日)午前10時15分
説教『金の家とわらの家』濱田美惠子牧師
聖書:コリントの信徒への手紙一 3章10-17節
讃美歌:29、368、278、516、27
交読詩編133編1-3節b
礼拝の中で聖餐式が執り行われます。