3月3日(日)
<今日の礼拝説教「争いを乗り越え」の中心聖句>
あなたがたの中にはそのような者もいました。しかし、主イエス・キリストの名とわたしたちの神の霊によって洗われ、聖なる者とされ、義とされています。
コリントの信徒への手紙一 6章11節
日曜日は3月3日で「桃の節句」でしたがとても肌寒い一日となりました。次の月曜日の朝は、熊取駅のホームで、卒業生へのプレゼントのようなきれいで立派な花束を持っている平服の学生さんたちが電車を待っているのを見かけました。卒業された方々の4月から始まる新しい場所での生活が祝されますようにと祈ります。
いよいよ年度末に入ります。新しい年度を迎える準備を教会でも始めています。2023年度の一年を振り返り、主の恵みを数える機会となりますようにと祈りつつ次年度へと備えています。ご高齢の先達をまたお一人天にお送りして、教会はさみしくなりますが、天の国は主に清められ、救われて走りぬいたお一人が加えられました。
教会の平均年齢が若くなってきました。新しい年度が、「全世界に出て行って福音を宣べ伝えなさい」という主の御命令にお応えできるようにと祈ります。
1月に起きた能登地方の地震から3カ月目に入りました。寒さの厳しい中ですが能登地方の被災された方々の生活と諸教会の復興をお祈りしています。
それにしてもイースターまであと1か月足らずです。雨が降るとまだまだ寒いのですが、春の雨は、木々の眠っているつぼみを呼び起こして花のつぼみもどんどん大きくなります。「イースタークロス」と呼ばれている「ハナミズキ」の花が咲くのを楽しみにしています。
いつも教会のホームページをご覧いただきありがとうございます。
皆さまとご家庭の上に、主の平和と豊かな御祝福をお祈りいたします。
2月25日・礼拝説教要約
説教「静かに聞かれる知者の言葉」 濱田辰雄牧師
コヘレトの言葉9章13-18節
今日の聖句は、コヘレトの著者にとって「強い印象を受けた」ことであり、「大きなこと」(口語訳、新改訳)「ただならぬこと」(協会共同訳)であった。それは、小さな町に強大な王が攻めてきたが、町に住む一人の人の知恵によって救われた。けれども町の人々はそれを少しも記憶にとどめず、忘れてしまったのである。
それでもコヘレトは言う。確かに「貧しい人の知恵は侮られ、その言葉は聞かれ」なかった。しかしそれでもなお「支配者が愚か者の中で叫ぶよりは賢者の静かに説く言葉が聞かれるものだ。知恵は武器にまさる」と説く。そして主イエスも言われた、「預言者は自分の郷里や自分の家以外ではどこでも敬われないことはない」と。賢者の言葉は思いがけないところで聞かれている。